インクルーシブな社会を目指すコンサートの開催背景
すみだトリフォニーホールが指定管理者である公益財団法人墨田区文化振興財団は、「ようこそ!誰でもコンサート」を通じて、誰もが分け隔てなく音楽に触れ合える機会を提供することを目指しています。このコンサートでは、従来のクラシックコンサートとは一味違う楽しみ方を提案し、聴くだけでなく参加できる演出も盛り込まれています。
誰もが安心して音楽を楽しむための様々な工夫
コンサート会場では、誰もが快適に過ごせるよう細やかな配慮がなされています。例えば、前方に車椅子の方がゆったりと鑑賞できるスペースが確保されており、多くの車椅子利用者も来場しやすい環境が整えられています。また、赤ちゃんの笑い声や、少し声を出しても大丈夫な雰囲気づくりがされており、未就学児を連れた家族も安心して楽しめます。
聴覚に障がいのある方々には、字幕や手話通訳、補助機器が用意され、より豊かな鑑賞体験が可能になります。さらに、会場に直接足を運ぶことが難しい方のために、遠隔操作ロボットの活用も検討されているとのことです。

音楽を「感じる」新体験!球体型デバイス「SOUND HUG」
本公演では、音楽を視覚と触覚で感じられる球体型デバイス「SOUND HUG(サウンドハグ)」が導入されます。このデバイスは、抱きかかえることで楽曲全体の音や特定の楽器の音を振動として触覚で感じられるほか、音楽に合わせて球体が発光することで旋律を視覚でも捉えることができます。

コンサートでは、客席にこのデバイスが設置され、オーケストラサウンドをその場で無料で体感できる機会が提供されます。SOUND HUGの利用は聴覚に障がいをお持ちの方を優先とし、公演2週間前まで申し込みを受け付けています(定員に達し次第終了)。
- SOUND HUG(サウンドハグ): 抱きかかえることで音楽の振動を触覚で感じ、光で旋律を視覚的に捉えることができる球体型デバイスです。
遠隔地から参加可能!分身ロボット「OriHime」でコンサート鑑賞
身体的制約など、さまざまな理由によりコンサート会場への来場が難しい方のために、分身ロボット「OriHime(オリヒメ)」を通じた鑑賞も可能です。OriHimeは、カメラ・マイク・スピーカーを搭載し、インターネットを通じて遠隔操作することで、あたかもその場にいるかのようなコミュニケーションを実現するロボットです。

本公演では、OriHimeを通じて無料でコンサートを鑑賞する機会が提供されます。OriHimeによる鑑賞は2026年11月20日(金)のみの実施となり、自宅等にインターネット接続環境とOriHime操作用アプリをダウンロードできる端末がある方が対象です。こちらも公演2週間前まで申し込みを受け付けています(定員に達し次第終了)。
- OriHime(オリヒメ): 移動の制約がある方が、遠隔地からロボットを操作することで、その場にいるかのようなコミュニケーションを可能にする分身ロボットです。
OriHime操作用アプリ
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公演詳細とチケット情報
開催日時・会場
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開催日時: 2026年11月20日(金)10:30開演 / 2026年11月21日(土)10:30開演
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会場: すみだトリフォニーホール 大ホール
プログラム
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ビゼー/歌劇《カルメン》より第1幕への前奏曲
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アンダーソン/トランペット吹きの休日
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たなかひろかず(編曲:山岸恵菜)/テレビアニメ『ポケットモンスター』より「めざせポケモンマスター」
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グリーグ/《ペール・ギュント》より「山の魔王の宮殿にて」
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歌ってOK!久石譲/映画『となりのトトロ』より「さんぽ」
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みんなで踊ろうオッフェンバック/喜歌劇《天国と地獄》よりカンカン
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ブラームス/ハンガリー舞曲 第5番
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演奏曲は当日決定!?わくわくルーレット
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ジョン・ウィリアムズ/映画『スター・ウォーズ』よりメイン・テーマ
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ジョン・ウィリアムズ/映画『ジュラシック・パーク』よりテーマ
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出演
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和田一樹[指揮]
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田添菜穂子[司会]
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新日本フィルハーモニー交響楽団
チケット料金
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全席指定 一般 2,000円
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未就学児・障がいのある方・介助者(1名まで) 無料(要座席券)
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すみだ区割 1,600円
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すみだ学割 1,000円
チケット取扱い
トリフォニーホールチケットセンター(電話・店頭のみ)
電話番号:03-5608-1212 (10:00~18:00)
※チケットセンター窓口販売は11:00開始。
※WEBでの販売はありません。
詳細については、ホール公式特設サイトをご確認ください。
ホール公式 特設サイト
まとめ
『ようこそ!誰でもコンサート』は、音楽を通じてすべての人々が繋がる、まさにインクルーシブな社会を体現するイベントです。最新のデバイスやロボット技術を積極的に取り入れることで、これまでコンサート鑑賞が難しかった方々にも新たな扉を開いています。この取り組みが、障害福祉分野における文化芸術活動のさらなる発展に繋がることが期待されます。興味のある方は、ぜひこの機会に足を運んでみてはいかがでしょうか。



