日本軽金属グループ、車いすラグビー競技用車いすのハンドリム開発ドキュメンタリー動画を公開

パラスポーツの最前線を支える日本の技術力に光を当てるドキュメンタリー動画が公開されました。日本軽金属ホールディングス株式会社は、車いすラグビー競技用車いすの「ハンドリム」の開発から製造に至るまでのプロセスを紹介する動画をYouTubeで公開。この動画は、技術と情熱がいかに選手の挑戦を支えているかを伝えています。

車いすラグビーを支える「ハンドリム」とは?開発の舞台裏に迫る

車いすラグビーは、わずかな操作性の違いがプレーの質を大きく左右する競技です。特に、選手が車輪を動かす際に使用する「ハンドリム」は、そのパフォーマンスを決定づける重要な部品と言えます。日本軽金属グループは、長年にわたり培ってきたアルミニウムに関する深い知見と高度な加工技術を活かし、国産ハンドリムの開発に挑んできました。

開発プロセスでは、現場での検証と改良が繰り返し行われ、選手のニーズに応えるための努力が重ねられています。このハンドリムの詳細については、以下の日本軽金属ホールディングスのウェブサイトで詳しく紹介されています。

車いすラグビー競技用車いす用ハンドリム

選手と技術者の想いが交差するドキュメンタリー動画

公開された動画では、ハンドリムがどのような想いと技術によって形作られ、選手のもとへ届けられるのかが描かれています。開発・製造を担う日本軽金属グループの従業員が、選手や関係者の声に耳を傾け、設計、試作、加工、改良といった一連の工程を進める様子が紹介されています。

モノづくりの現場における繊細さとダイナミックさ、そして「より良いとはどういうことか」「どうすれば選手の力になれるのか」を考え続ける従業員の姿からは、自身の仕事が競技を支える誇りが強く感じられます。

ドキュメンタリー動画シリーズ

車いすラグビー日本代表選手も出演!見どころはここ

本動画には、車いすラグビー日本代表の池崎大輔選手、橋本勝也選手、そして日本チームを支える三山慧メカニックも出演しています。競技の最前線に立つ選手、それを支えるメカニック、そして開発・製造に携わる技術者や職人たちが、ハンドリムという一つの部品に込めた想いを感じ取れる内容となっています。

ナレーションはアナウンサーの堀井美香さんが担当しています。

池崎大輔選手:日本の車いすラグビーを牽引するレジェンド

1978年生まれ、北海道出身。6歳の時に難病「シャルコー・マリー・トゥース病」を発症。2008年に車いすラグビーに転向後、2009年には日本代表に選出され、パラリンピックで数々のメダルを獲得。2018年には世界選手権で初優勝、MVPを獲得するなど、日本の車いすラグビー界を牽引する存在です。

橋本勝也選手:次世代を担う若き日本代表

2002年生まれ、福島県出身。先天性の四肢欠損を持ちながら、中学2年生から本格的に競技をスタート。わずか2年後の2018年には日本代表強化指定選手に選出され、世界選手権優勝、東京2020パラリンピック3位など、若くして国際舞台で活躍しています。

三山慧メカニック:チームを支えるプロフェッショナル

株式会社K3代表。2007年から日本車いすラグビー連盟のメカニックとして活動し、北京、ロンドン、リオデジャネイロ、東京と、数々のパラリンピックに帯同し、選手たちを陰で支え続けています。

制作協力団体

このハンドリムは、現在放送中のTBS日曜劇場『GIFT』にも登場しているとのことです。

日本軽金属グループのパラスポーツ支援と未来への貢献

日本軽金属グループは、アルミニウムの原料から加工製品に至るまで、幅広い商品を扱う総合メーカーです。アルミニウムに関する豊富な知見と独自の技術力で、自動車、電機・電子、IT、エネルギー、建築、鉄道、食品など多様な産業分野に貢献しています。

同グループは、従業員一人ひとりの幸せを大切にしながら、地域社会に必要とされる存在を目指すとともに、パラスポーツのさらなる発展に、独自の形で貢献していく姿勢を示しています。車いすラグビーとのかかわりについては、以下のウェブサイトで詳細が確認できます。

日本軽金属グループと車いすラグビーとのかかわりについて

「WLM 日本軽金属ホールディングス株式会社」と書かれたロゴ画像です。

この動画を通じて、モノづくりの面白さや奥深さ、そして車いすラグビーという競技の魅力に触れ、パラスポーツへの理解と関心がさらに深まることを期待します。

 

Written by

菅間 大樹

findgood編集長、株式会社Mind One代表取締役
雑誌制作会社、広告代理店、障害者専門人材サービス会社を経て独立。
ライター・編集者としての活動と並行し、就労移行支援事業所の立ち上げに関わり、管理者も務める。職場適応援助者(ジョブコーチ)養成研修修了。
著書に「経営者・人事担当者のための障害者雇用をはじめる前に読む本」(Amazon Kindle「人事・労務管理」「社会学」部門1位獲得)がある。
https://www.amazon.co.jp/dp/B0773TRZ77