盲導犬への理解を深める新しい試み:四天王寺大学短期大学部の学生が教育ゲームを制作・寄贈
四天王寺大学短期大学部のライフデザイン学科の学生たちが、盲導犬について楽しく学べる2種類の教育ゲームを制作し、社会福祉法人日本ライトハウス盲導犬訓練所へ寄贈することが発表されました。この取り組みは、盲導犬の社会的役割や育成過程への理解を深め、より多くの人々が盲導犬と共生する社会を考えるきっかけとなるでしょう。
遊びながら学べる!学生が手掛けた「盲導犬カルタ」と「盲導犬すごろく」
学生たちが制作したのは、カルタ形式のカードゲーム「今日からキミも盲導犬マスター」と、ボードゲーム形式の「盲導犬すごろく」です。これらのゲームは、子どもから大人まで幅広い年齢層が遊びながら盲導犬に関する知識を習得できるよう、工夫が凝らされています。
「今日からキミも盲導犬マスター」カルタで知識を深める

「今日からキミも盲導犬マスター」は、読み札にクイズが盛り込まれており、遊びながら自然と盲導犬に関する知識が身につくように設計されています。親しみやすいイラストと共に、盲導犬の仕事や接し方など、知っておきたい情報が楽しく学べます。
「盲導犬すごろく」で育成の流れを体験

「盲導犬すごろく」は、マスを進むごとに盲導犬の役割や、パピーウォーカー(子犬を預かり育てるボランティア)から引退後のケアに至るまでの育成の流れが学べるボードゲームです。ゲームを通じて、盲導犬の一生と彼らを支える人々の存在を理解できるでしょう。
企画から制作まで:学生たちの「楽しく、正しく、伝えたい」想い
これらのゲームは、四天王寺大学短期大学部と連携協定を結ぶ社会福祉法人日本ライトハウス盲導犬訓練所の職員から盲導犬の知識や社会的役割を学んだ学生たちが、「楽しく、正しく、伝えたい」という強い想いから企画・制作しました。盲導犬に関わる人々への独自調査も行い、親しみやすいデザインと豊富なイラストを取り入れることで、誰もが楽しめる教育ゲームとして完成させました。
令和8年6月19日(金)13:00から14:00には、本学キャンパス5号館ライフデザインスタジオ(大阪府羽曳野市)で寄贈式が開催される予定です。式典では、制作に携わった学生自らがゲームの特長や活用方法を披露します。
寄贈後の社会貢献活動の展望と期待
これらの教育ゲームは、すでに「ボランティアDAY2026~絆がつなぐ!しっぽふりふり感謝祭~」(3月1日に本学で開催)で初披露され、「遊んだら、盲導犬のことが好きになった。」「盲導犬のこと、もっと知りたい!」といった子どもたちの前向きな声が聞かれるなど、大きな反響を呼びました。
寄贈後は、小学生向けの講演や啓発活動、ワークショップなどでの活用が予定されており、地域社会へ継続的に発信されることでしょう。この取り組みが、盲導犬への理解を深め、誰もが安心して暮らせる社会の実現に向けた一歩となることが期待されます。
盲導犬とは?その役割と社会での重要性
盲導犬とは、目の不自由な方が安全に外出できるようサポートする特別な訓練を受けた犬のことです。障害者総合支援法においては「身体障害者補助犬」の一つとして位置づけられており、視覚障害者の自立と社会参加を支援する重要な役割を担っています。信号や段差を教えたり、障害物を避けたりするだけでなく、精神的な支えとなることも少なくありません。盲導犬を連れた方がいたら、温かく見守り、適切な配慮をすることが求められます。
この学生たちの取り組みは、盲導犬の存在をより身近に感じ、その重要性を理解するための素晴らしい機会を提供します。きっと、多くの人々が盲導犬への関心を深め、共生社会の実現に貢献することでしょう。

