障害年金申請の新たな光:名古屋明治社労士事務所が当事者目線で支援を開始

2026年9月1日、愛知県名古屋市に、障害年金の申請サポートを専門とする「名古屋明治社労士事務所」が開業します。代表を務めるのは、自身も脳出血による重度障害を経験した社会保険労務士の川端邦裕氏です。自身の経験から得た知見と専門知識を融合させ、障害当事者ならではの視点から、きめ細やかなサポートを提供することが期待されています。
当事者としての経験から生まれた専門事務所:障害年金申請の壁を乗り越える
事務所設立の背景には、川端氏自身の壮絶な経験があります。大学卒業後、大手企業で20年以上にわたり営業職として活躍していた川端氏は、45歳で突然の脳出血を発症し、左片麻痺の障害を負いました。発症から9ヶ月後には職場復帰を果たしたものの、当時は支援機関や情報が不足しており、「障害年金」の存在を知ったのは発症から5年後のことだったといいます。
障害年金とは?複雑な制度への挑戦
障害年金は、病気やけがによって生活や仕事に支障が出た場合に国から支給される公的年金制度の一つです。しかし、その申請手続きは複雑で、多くの書類作成や医療機関との連携が必要となります。川端氏も独学で申請に挑みましたが、知識不足から本来認められるべき「初診から1年6ヶ月時点」での認定が見送られ、結果的に5年後の「事後重症」扱いとなりました。
事後重症(じごじゅうしょう):障害認定日(病気やけがで初めて医師の診察を受けた日である初診日から1年6ヶ月を経過した日、またはその期間内に症状が固定した日)には障害の程度が軽かったものの、その後症状が悪化して障害等級に該当する状態になった場合に請求できる障害年金の制度です。
さらに、体感では2級相当であるにもかかわらず3級認定となるなど、当事者が一人で複雑な制度に立ち向かうことの難しさを痛感した経験が、事務所設立の原点となりました。
脳卒中ライフアドバイザー協会設立と社労士への挑戦
「私と同じような遠回りを、他の誰にもしてほしくない」という強い思いから、川端氏は2020年に「一般社団法人脳卒中ライフアドバイザー協会」を設立しました。全国から寄せられる「制度を知らずに苦しんでいる」「複雑な手続きに頭を抱えている」という相談に応える中で、専門的な知識と資格の必要性を痛感し、社会保険労務士を志すことになります。
働きながら、そして障害を抱えながらの挑戦は困難を極めましたが、5度の受験を経て、2025年に合格率5.5%という難関の社会保険労務士試験に見事合格を果たしました。
名古屋明治社労士事務所の独自サポート:当事者目線の伴走型支援
「名古屋明治社労士事務所」は、単なる手続き代行に留まらない、当事者目線の伴走型サポートを提供します。
ピアカウンセリングと社労士の「二刀流」
川端氏は、2026年8月1日に「おおさか脳卒中の会」より認定されたピアカウンセラーとしての傾聴力を活かし、心のケアも行います。これに社会保険労務士としての専門知識を組み合わせることで、精神的なサポートと確実な手続き代行を両立する「二刀流」の支援が実現します。
ピアカウンセリング:同じような経験や悩みを持つ仲間(ピア)同士が、互いに支え合い、共感し、解決策を一緒に探していく相談方法です。
退院後の「迷子」を防ぐ早期支援
入院中から社会保険に関する情報を提供し、病院から社会へと移行する際の早まった退職や、情報不足による不利益を防ぐ体制を構築します。これにより、障害を負った方が社会復帰の初期段階で直面しがちな「迷子」の状態を防ぎ、スムーズな移行をサポートします。
障害年金とその先へ:自己実現まで伴走
障害年金を、あなたがあなたらしくあるための「明日に架ける橋」と位置づけています。年金という経済的な安心の土台を得た後の「就労」や「自己実現」まで、長期的な視点でサポートを提供します。
企業向け障害者雇用コンサルティング
「義務の雇用」から「強みの雇用」へ、障害者雇用に対する企業の意識変革を促すコンサルティングも提供します。川端氏自身の障害者としての復職経験と社会保険労務士の専門知識を融合した7本の柱をパッケージで提案し、企業側の障害者雇用における課題解決を支援します。
代表 川端邦裕氏からのメッセージ
川端氏は、「私にとって、障害年金はあなたがあなたらしくあるための『明日に架ける橋』です。私自身も、脳出血による障害を抱えながら、葛藤の末に職場復帰を果たした経験者です。障害を持ちながら働くことの壁の高さも、再び社会と繋がる喜びも、痛いほどよく分かります。」と語っています。
年金という安心の土台を得たその先に、就労を含めた「あなたらしい自己実現」の選択肢が待っていると強調し、障害年金の受給から、その先の働き方、生き方まで、相談者と共に未来を描くパートナーとして全力を尽くすとしています。一人で悩まず、まずはその想いを伝えることが大切だと呼びかけています。
事務所概要

カウンセリングルーム
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事務所名:名古屋明治社労士事務所
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所在地:名古屋市
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代表者:川端 邦裕(社会保険労務士・ピアカウンセラー)
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開業日:2026年9月1日

