【内容情報】(出版社より)
発達障碍に関わる心理師、関係者、当事者必読!
公認心理師や臨床発達心理士などの資格保持者、保育・療育・教育の現場の方、発達障碍の当事者やその家族などいろいろな方に読んでもらいたい思いから、本書がつくられました。
ただ資格保持といっても、公認心理師の中には非心理系の前職の方が多いことも実情です。それではアセスメントを身につけるだけとなり、発達障碍を持つ人に対して十分な支援活動ができるとは言いきれません。
そこで、いろいろな経験を持つ著者らが、それぞれのエピソードを通して、発達障碍者と関わるとはどういうことか、共に生きる社会とは何かを示しています。
本書では、「障碍を持つ被支援者」を「専門的スキルを持つ支援者」が支援するという枠組みを越え、固有の人生を歩む「私」と「あなた」として、発達障碍のある人と共に歩み、育ち合い、支え合っていく関与のあり方を描きました。最終章では発達障碍の当事者である綾屋紗月さんが、当事者の目から本書の議論がどのようなものとして映るか、吟味・検討しています。障碍のある子どもや大人、その家族が、生涯の展望を思い描けるように、さまざまな支援の現場、ライフステージを取り上げた発達障碍に関わる心理師、関係者、当事者必読の内容です。
- 発売日 : 2020/11/15
- 単行本 : 300ページ
- ISBN-10 : 476531846X
- ISBN-13 : 978-4765318464
- 出版社 : 金芳堂
- 言語 : 日本語