【内容情報】(出版社より)

精神医学を医療として成り立たせる基盤の本質を実地的視点から考える …….. 精神医学の基盤とは何か。
精神医学に《基盤》は存在していないかのようである。
自然科学であろうとすれば、異論が唱えられる。
反精神医学の思想は、精神医学そのものの意義を否定し、政治や思想の問題とみなした。
薬物療法の進歩が脳のメカニズムの解明にヒントを与え、今度は《基盤》の地位は薬物療法に支配された。

精神医学の基盤は、政治学となり、心理学となり、社会学となり、生物学となった。
とすれば、今日、精神医学の知識を得ようとする人々はどこに焦点を絞ればよいのだろうか。
POWER MOOK 精神医学の基盤は、捉えどころのないこの領域の「基盤」にスポットを当てようとする。
第2期として企画された3つのアプローチは、「科学」「仮説」「エビデンス」である。
精神医学がよりどころとする基盤は、以上3つの領域を中心として成り立っている。
今日の精神科臨床に求められている「科学的知識」を各論レベルで深化させることが、《POWER MOOK 精神医学の基盤》総合テーマ:精神医学における科学的基盤の狙いである。

  • 発売日 : 2021/4/7
  • ムック : 200ページ
  • ISBN : 978-4906502547
  • 出版社 : 学樹書院
  • 言語 : 日本語

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Written by

今井 靖之

findgood編集者、ライター。

大手電機メーカーで半導体電子部品のフィールドアプリケーションエンジニア、インターネットサービスプロバイダのプロモーションやマーケティングに従事。以後フリー。

身内に極めて珍しい指定難病者を抱える。

神奈川県川崎市在住。サブカルヲタク。「犬派?猫派?」と聞かれたらネコ派、猫同居中。