【内容情報】(出版社より)

ソーシャルワーク演習のテキスト。第Ⅰ部には、地域の特性・課題を把握・解決するための地域アセスメントや評価等の仕組みを実践的に理解するための演習を掲載。また第Ⅱ部には、ソーシャルワークアプローチを実践的に理解するための演習や、実習を通じて体験した事例を活用した事例研究の意義や方法を具体的に理解するための演習を掲載。学習者が自身の学びを個別化できるように配慮された構成で、ソーシャルワーカーらしい思考を身に付けられる一冊。
【目次】
まえがき
本書の活用方法


 第Ⅰ部 地域を基盤としたソーシャルワーク

第1章 地域住民に対するニーズ把握──被災した家族への支援から考える 
 1 災害直後の医療機関──MSWの役割(演習1)
 2 避難所での困難と支援──インテーク面接(演習2)
 3 避難所での災害支援──コンフリクトと支援会議の準備(演習3)
 4 支援会議の運営(演習4)
 5 支援計画の作成(演習5)

第2章 個と地域の一体的支援
 1 住民の生活問題の把握(演習6)
 2 地域アセスメント①──地域の状況を把握(演習7)
 3 地域アセスメント②──社会踏査による生活課題の把握(演習8)
 4 地域アセスメント③──住民座談会による生活課題の把握(演習9)
 5 地域福祉計画(演習10)

第3章 社会資源の開発
 1 社会資源の開発①──個別課題から地域課題を抽出(演習11)
 2 社会資源の開発②──ファシリテーション(演習12)
 3 社会資源の開発③──プログラムの立案(演習13)
 4 社会資源の開発と調整──プレゼンテーションの準備(演習14)
 5 社会資源の開発と調整──地域の組織化(演習15)


第Ⅱ部 ソーシャルワークアプローチと事例検討

第4章 ソーシャルワークの価値と倫理を学ぶ
 1 子どもの終末期に直面する両親の支援(演習16)
 2 ヤングケアラーと呼ばれる不登校児童の支援(演習17)
 3 LGBTに起因する生きづらさを抱えるクライエントの支援(演習18)
 4 知的障がい者の自立支援と意思決定支援(演習19)
 5 知的障がい者の希望と施設コンフリクト(演習20)

第5章 事例を活用したソーシャルワークアプローチの試行
 1 危機介入アプローチを活用した支援関係の形成(演習21)
 2 心理社会的アプローチからクライエントの理解を深める(演習22)
 3 行動変容アプローチを活用した介入方法(演習23)
 4 ナラティブアプローチの活用(演習24)──クライエントの語りに耳を傾ける 
 5 事例を活用して支援過程のモニタリングを学ぶ(演習25)

第6章 実習体験をもとにした演習
 1 実習体験の振り返りと事例検討の活用──第6章を学ぶにあたって
 2 実習体験を整理して事例を作成する(演習26)
 3 実習体験の整理をふまえて自験事例を作成する(演習27)
 4 事例検討の方法を体験的に学ぶ(演習28)
 5 自分たちの事例を素材に事例検討を体験する(演習29)
 6 専門職としての実践基盤の構築(演習30)──ソーシャルワーク演習の振り返り 


索  引

  • 出版社 ‏ : ‎ミネルヴァ書房
  • 発売日 ‏ : ‎2023/4/24
  • 単行本(ソフトカバー) ‏ : ‎192ページ

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Written by

今井 靖之

findgood編集者、ライター。

大手電機メーカーで半導体電子部品のフィールドアプリケーションエンジニア、インターネットサービスプロバイダのプロモーションやマーケティングに従事。以後フリー。

身内に極めて珍しい指定難病者を抱える。

神奈川県川崎市在住。サブカルヲタク。「犬派?猫派?」と聞かれたらネコ派、猫同居中。