Last Updated on 2025年12月23日 by 菅間 大樹
採用効果が加速し、多様な人材が集まる
「介護×マッチョ」というユニークなコンセプトは、SNSやメディアを通じて広く知られるようになりました。これにより、介護職への応募者数は昨年を上回り、その熱意も大幅に向上しました。若年層からは「筋トレを仕事に活かしたい」「体を鍛えながら働ける介護があるなんて知らなかった」といった声が寄せられ、介護の仕事への新たな関心を生んでいます。さらに、今年は経験豊富なベテラン層からの応募も増加。「なにかに本気で打ち込んでいる人が多い環境で働きたい」「最後の転職として、成長できる職場を選びたい」といった、覚悟を持った人材からの支持が集まっています。このような多様な人材の流入は、組織基盤の強化に繋がっています。

「ドラフトトライアウトクラス」でマッチョ人材が他業界へ
2025年7月には、新たな試みとして「ドラフトトライアウトクラス」が初開催されました。これは、転職を希望するマッチョな人材と、彼らを求める企業を結びつけるコンテスト形式のイベントです。7社が参加し、そのうち5社でマッチングが成立しました。介護分野だけでなく、警備、清掃、飲食、エンターテイメントといった多岐にわたる業界が、筋肉人材の可能性に注目し始めています。筋肉がビジネスにおける大きな強みとなる潮流が、具体的な形となって現れた一年となりました。
- 参考記事:マッチョ人材が他業界でも活動


福祉に新たな光を灯す「障害のある方によるボディパフォーマンスコンテスト」
2024年に始まった「障害のある方によるボディパフォーマンスコンテスト」は、今年で2度目の開催を迎え、出場者数は前年の2倍に増加しました。この企画は、障害福祉に新たな可能性を示す取り組みとして成長しています。マッチョ介護士への憧れをきっかけに、身体づくりに挑戦する方、舞台に立つ経験を得た方、日々のトレーニングに前向きに取り組む方など、障害福祉サービスを利用する方々の中に、新たな目標設定や自己実現への意欲が広がっています。この変化は、福祉の現場に活気と自己肯定感をもたらし、利用者とスタッフ双方にとって、前向きに挑戦できる環境を生み出しています。


海外からの問い合わせ・取材が大幅に増加
マッチョ介護士の取り組みは、海外メディアからも大きな注目を集めました。世界的に福祉・介護分野での人材不足が深刻化する中、その解決策の一つとして「マッチョ介護士」が関心を集めているのです。「Young bodybuilders lift Japan’s ailing care sector」や「Japan’s new job trend: Bodybuilders becoming caregivers for the elderly and disabled people」といった見出しで報じられ、国際的な関心の高まりがうかがえます。
フィットネス実業団「7SEAS」が新体制へ
2025年の活動成果を受け、来年(2026年)にはマッチョ介護士によるフィットネス実業団「7SEAS(セブンシーズ)」が新体制となり、メンバーを拡大する予定です。「筋肉と福祉」の可能性をさらに広げるための体制が整えられます。新体制の詳細については、2026年1月に発表される見込みです。


株式会社ビジョナリーの「マッチョ介護士」の取り組みは、2025年を通じて、介護の現場だけでなく、社会全体にポジティブな影響を与え続けています。このユニークな挑戦が、今後も福祉の未来を明るく照らすことに期待が寄せられます。
関連リンク
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株式会社ビジョナリー 公式ホームページ:https://visionary.day/
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フィットネス実業団【7SEAS】サイト:https://7seas.visionary.day/
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TIMES VISIONARY(コラム・リリース掲載):https://times.visionary.day/

