デフリンピックでの快挙を本庄市長に報告

2025年11月15日から26日にかけて開催された東京2025デフリンピックにおいて、デフサッカー女子日本代表が史上初の銀メダルを獲得し、デフ柔道団体も銅メダルに輝くという歴史的な快挙を成し遂げました。この素晴らしい成績を報告するため、ケイアイチャレンジドアスリートチームに所属する佐藤正樹選手、川畑菜奈選手、岩渕亜依選手、東海林香那選手、そして山本典城監督が、2026年1月13日に埼玉県本庄市の吉田信解市長を表敬訪問しました。

表敬訪問では、選手たちがメダル獲得の喜びを報告するとともに、2027年にオーストリアで開催される冬季デフリンピックに向けた意気込みや、デフスポーツのさらなる普及に向けた抱負を語りました。吉田市長からは、選手たちへ温かい労いの言葉が贈られました。

表敬訪問の様子

吉田信解市長のコメント

吉田市長は、デフサッカー女子の銀メダル、そして柔道団体の銅メダル獲得を心から祝福し、「選手の皆さんのお話を聞いて、私自身が非常に元気と勇気をいただきました。これからも市として皆さんの活躍を発信し、応援していきたいと思います。また良い報告に来てくださるのを楽しみにしています」と述べました。

選手からのコメント

東海林選手は、「東京2025デフリンピックでの銀メダル獲得をご報告するため、本庄市役所を訪問いたしました。吉田市長をはじめ、関係者の皆さまから温かいお言葉をいただき、改めて喜びを噛み締めております。日頃からのご声援、本当にありがとうございます。今後もアスリートチームへの応援をよろしくお願いいたします」と感謝の意を表しました。

佐藤選手も、「吉田市長にデフリンピックの結果をご報告させていただきました。メダル獲得という良いニュースをお伝えできただけでなく、次の目標をお話しする中で、私自身も改めて身が引き締まる思いがいたしました。吉田市長からの温かい励ましを糧に、これからも皆様に応援していただける選手を目指して精進してまいります」と決意を新たにしました。

ケイアイチャレンジドアスリートチームとは

「日本一挑戦するアスリートチーム」を理念に掲げる「ケイアイチャレンジドアスリートチーム」は、障がいを乗り越え、さらなる高みを目指して挑戦を続けるパラアスリート集団として、2019年4月に発足しました。現在8名の選手が所属しており、デフフットサル、デフサッカー、ろう者柔道、車いすバスケットボール、車いすバドミントンといった様々な競技で活躍しています。

選手たちは、高いレベルでのトレーニングと競技を続けるだけでなく、社内研修の講師を務めたり、商品開発に携わったりと多岐にわたる活動を行っています。さらに、イベントや体験会を積極的に開催し、パラスポーツの認知度向上と普及にも貢献しています。これまでに、埼玉県本庄市を中心に県内外の企業や自治体、教育機関と連携し、延べ5,000名以上がパラスポーツを体験する機会を提供してきました。

ケイアイチャレンジドアスリートチーム

ケイアイチャレンジドアスリートチームの活動について、詳しくは公式サイトをご覧ください。

パラスポーツが社会にもたらす価値

今回のデフリンピックでのメダル獲得は、選手たちの努力と情熱が実を結んだ結果であり、多くの人々に感動と勇気を与えました。ケイアイチャレンジドアスリートチームの活動は、競技力の向上だけでなく、パラスポーツを通じた社会貢献にも力を入れています。このような取り組みは、障がいのあるなしに関わらず、誰もがスポーツを楽しむことができる社会の実現に向けた大きな一歩となるでしょう。

選手たちの今後のさらなる活躍と、デフスポーツ、そしてパラスポーツ全体の発展に期待が高まります。


Written by

菅間 大樹

findgood編集長、株式会社Mind One代表取締役
雑誌制作会社、広告代理店、障害者専門人材サービス会社を経て独立。
ライター・編集者としての活動と並行し、就労移行支援事業所の立ち上げに関わり、管理者も務める。職場適応援助者(ジョブコーチ)養成研修修了。
著書に「経営者・人事担当者のための障害者雇用をはじめる前に読む本」(Amazon Kindle「人事・労務管理」「社会学」部門1位獲得)がある。
https://www.amazon.co.jp/dp/B0773TRZ77