東京都「共生社会の理念に賛同する企業・団体」に掲載

東京都は、障がいのある人もない人も互いを尊重し支え合いながら地域で共に暮らす「共生社会」の実現を目指し、その理念に賛同し具体的な取り組みを行う企業・団体を登録・公表しています。GLLの取り組みがこの公式サイトに掲載されたことで、企業や自治体の方々に対して、活動の位置づけや狙いをより明確に伝えることが可能になりました。

東京都の公式掲載ページはこちらです。
https://www.fukushi1.metro.tokyo.lg.jp/tokyoheart/sandou.html

Green Link Lab.(GLL)とは

Green Link Lab.は、ミチルワグループが全国の障がい福祉事業で培った知見を活かし、「新しい障がい者雇用のカタチ」を提案する取り組みです。都市部企業が抱える障がい者雇用の様々な課題に対し、以下の一貫した支援を提供しています。

  • 求人のマッチング(要件整理から出会いの設計まで)

  • 業務創出(業務の切り出し・構造化、マニュアル整備)

  • 長期雇用サポート(面談設計、環境調整、定着支援)

  • 内製化支援(企業内で仕組みが機能するよう支援)

特に、「採用して終わり」ではなく、働く方が長く活躍できる環境設計を重視している点が大きな特徴です。

森林保全につながる苗木生産という業務

GLLで取り組む業務は、郵便仕分けや清掃といった定型的な補助業務にとどまらず、森林保全に必要な苗木生産です。種から育て、日々手入れを行い、出荷までの一連の工程に関わることで、働く方々は社会貢献性と仕事のやりがいを実感できます。出荷された苗木は各地の植林に繋がり、森として地盤づくりや地球温暖化対策にも寄与します。これは、“100年先の森づくり”につながる、ESGやSDGsの文脈で説明可能な業務と言えるでしょう。

現場で生まれる具体的な支援の工夫

GLLでは、「できない」で終わらせることなく、環境や道具、手順を少し変えることで「できる」に変えていく支援を積み重ねています。例えば、入力作業ではテンキー中心の設計や読み上げ補助を導入したり、計測作業では表示の向きや見やすさを改善したりするなどの工夫が見られます。また、現場のルールやマニュアルは、スタッフだけでなく実際に働くクルーの声も取り入れながら、日々改善されています。

数字で見るGLL(2026年3月10日現在)

  • 種保有数:17万個

  • 就職希望登録者:50名

  • MWクルー平均出勤率:98%

  • 苗木保有数:980本

企業・自治体の皆さまへ:視察・協業のご相談受付

障がい者雇用を推進し、インクルーシブな共生社会を目指す企業や自治体の皆さまに向けて、GLLでは視察や協業のご相談を受け付けています。「業務がつくれない」「定着が難しい」「社内で回る体制がない」といった課題を抱えている場合でも、現状整理から分かりやすく提案を受けられます。

詳細については、Green Link Lab.のウェブサイトをご覧ください。
https://greenlinklab.jp/

会社概要

株式会社ミチルワグループ

  • 所在地:東京都中央区東日本橋3丁目3−7 近江会館ビル 3階

  • 事業内容:障害福祉事業の運営

  • ウェブサイト:https://michiruwa.co.jp/


Written by

菅間 大樹

findgood編集長、株式会社Mind One代表取締役
雑誌制作会社、広告代理店、障害者専門人材サービス会社を経て独立。
ライター・編集者としての活動と並行し、就労移行支援事業所の立ち上げに関わり、管理者も務める。職場適応援助者(ジョブコーチ)養成研修修了。
著書に「経営者・人事担当者のための障害者雇用をはじめる前に読む本」(Amazon Kindle「人事・労務管理」「社会学」部門1位獲得)がある。
https://www.amazon.co.jp/dp/B0773TRZ77