千代田区の未来を創る産学連携プロジェクト
共立女子大学とスターツグループは、千代田区が推進する「(仮称)神田錦町三丁目施設整備等業務」において、学生による地域交流機能のデザインとイベント企画の提案をまとめました。これは、千代田区における高齢者や障害を持つ方々の増加に対応し、誰もが住み慣れた地域で安心して暮らし続けられる環境を築くための重要な取り組みです。
2027年開業予定の複合公共施設
このプロジェクトの舞台となるのは、旧千代田保健所跡地(千代田区神田錦町三丁目10番地)に2027年度に開業を予定している複合公共施設です。障害者支援施設、高齢者施設、そして地域交流機能を備え、「privateとpublic」「健常と障害」「若年と高齢」など、様々な「あいだ」をつなぐ地域拠点となることが期待されています。

施設が目指すのは、以下の4つの目標です。
- 安心・安全な施設
- 地域とつながり、活性化に寄与する施設
- 人と環境にやさしい施設
- 永く有効に活用できる施設
学生が挑んだ実践的な課題
共立女子大学・共立女子短期大学の建築・デザイン学部の学生たちは、必修科目「建築・デザイン総合演習」の一環として、この複合施設の地域交流機能について1週間の集中演習に取り組みました。建築コースとデザインコースの学生が混成チームを組み、スターツグループの協力のもと、施設運営方針や地域課題、設計・企画の実務的視点を提供されました。
学生たちは、与えられた情報をもとに、以下の多角的な提案を行いました。
- 可動式家具を用いた柔軟な空間構成
- ユニバーサルデザインの実装
- カフェ、ギャラリー、イベントスペースを内包した1・2階の計画
- 地域性を踏まえたロゴやサイン
- 室内模型(1/20)、図面、インテリアデザイン、パース
- 開業後のイベント企画とプロモーション案
短期間ながらも、学生たちは議論を重ね、建築とデザインの専門性を融合させながら、空間設計からグラフィック、運営企画まで複合的な視点で課題に取り組みました。スターツグループの担当者からのフィードバックを受けながら、提案はより実践的で多角的なものへと磨き上げられました。


成果報告会で深まる学び
10月18日に開催された成果報告会兼講評会では、学生たちはスターツグループの担当者から実務的な観点での評価や助言を受けました。学生の提案が施設の魅力向上にどのように貢献するかを具体的に学ぶことができ、地域が抱える課題や多様な利用者への理解を深める貴重な機会となりました。社会実装を見据えた提案へと高める経験は、学生たちにとって大きな財産となったことでしょう。


社会とつながる実践的な学びの推進
共立女子大学は、今後もこのような産学連携を一層推進し、社会とつながる実践的な学びを展開していく方針です。また、スターツグループは、土地有効活用・建設、不動産仲介・管理を主軸としながら、金融、出版、ホテル、高齢者支援、保育など多岐にわたる事業を展開する総合生活文化企業です。グループの総合力を活かし、魅力的な都市開発事業やPPP/PFI事業、指定管理者制度による施設の管理・運営事業に取り組んでいます。
このプロジェクトは、学生の創造力と企業の専門的知見が融合することで、地域社会が抱える課題に対し、具体的な解決策と未来への希望を示す好事例と言えるでしょう。


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