Last Updated on 2020年5月5日 by 菅間 大樹
アマゾンにて限定発売
パレードブックスからは、『ケイワンを知って生涯手話人生を送ろう!』(著者:宇土博)が発売されました。本書は、手話通訳の特殊性や職業病である「頸肩腕障害」について書かれています。
手話通訳の人材不足と育成は長年の課題である一方、手話通訳者の負担についてはあまり取り上げられることはありません。手話通訳者の特殊性として、首や肩、腕への身体的負担に加え、脳などの中枢神経への負担があることも知られていません。
日本語を手話に翻訳する通訳の場合、手話通訳者は耳で聞いた日本語を脳で瞬時に手話へ翻訳し、身体で手話を表します。さらに話し手が話しを止めるか、手話通訳者が交代するまで手話通訳者が自ら手話を止めることはできません。そのため、通訳者には多くの負担がかかり、結果、頸肩腕障害が職業病となる人も少なくありません。
本書は、手話通訳の職業病である頸肩腕障害の認知と、手話通訳者本人が「健康チェック」、「アクションプログラム」、「通訳環境の改善」の3つのステップで頸肩腕障害を予防し、生涯手話人生を送るための1冊となっています。
書籍情報
『ケイワンを知って生涯手話人生を送ろう! 手話通訳による頸肩腕障害の予防と治療』
著者:日本新経絡医学会長・友和クリニック院長 宇土博
出版社:パレード
発売日:2020年3月6日
ISBN:978-4-86522-216-6
仕様:A5判/並製/154ページ
価格:1,200円+税
Parade Books:https://books.parade.co.jp/category/genre04/978-4-86522-216-6.html
Amazon:https://www.amazon.co.jp/dp/4865222162/