大会初の試み:障害のある社員が運営に参加

2016年に始まった本大会は、今年で第10回を迎えました。その節目となる今回は、パーソルダイバースではたらく障害のある社員が、表彰プレゼンターや運営アシスタントとしてボランティアで参加するという、大会初の取り組みが実現しました。

 

運営に参加した社員は、表彰式での入賞者の誘導や表彰状、メダルの授与などを担当しました。10kmに出場した木村雄哉選手と同じ部署で働く同僚もおり、日頃の職場で培われた信頼関係が大会運営の場でも自然に発揮されたとのことです。

晴れた屋外競技場での表彰式の様子

大会への協賛趣旨

パーソルダイバースは、一般社団法人 日本パラ陸上競技連盟が主催する大会に昨年度より協賛しています。これは、パラアスリートの出場機会を増やすという大会趣旨に賛同するものです。

「第10回記念日本IDハーフマラソン選手権大会/10kmロードレース」は、2016年よりトップアスリートの出場機会を増やす目的で創設され、世界で活躍するパラアスリートを数多く輩出しています。

大会の概要

大会名第10回記念日本IDハーフマラソン選手権大会/10kmロードレース
開催日2026年1月25日
会 場Start & Finish 国立競技場
主 催一般社団法人 日本パラ陸上競技連盟

競技と就労を両立する支援制度

パーソルダイバースは、障害がありながら競技活動に携わるグループ社員を支援する「Challenged Athlete Support 制度」(障害者アスリート制度)を運用しています。この制度は、競技活動と就労の両立をサポートしており、多くの社員が複数の大会へ参加しています。

今回の大会では、同社所属の木村雄哉選手が10kmに出場し、7位に入賞しました。国立競技場という大きな舞台で競技に挑む社員と、舞台裏で運営を支える仲間たちの存在。それぞれの挑戦が重なることで、「Challenged Athlete Support 制度」が競技と運営の両面で実践されました。

スタジアムでスタッフが集まり、証明書が授与されている様子

関係者のコメント

大会運営に参加した社員のコメント
「いつも同じ職場ではたらいている仲間が、こんなに大きな会場で走る姿を間近で見て、感動しました。選手に表彰状を渡すことも人生で初めての体験でした。貴重な体験となり、参加して良かったです。」

木村雄哉選手のコメント
「今回は『仲間が大会を支えてくれている』という想いがあり、とても心強かったです。『絶対優勝するぞ』と、いつも以上に気合が入りました。こうした大会がこれからも増えると嬉しいです。」

一般社団法人 日本パラ陸上競技連盟様のコメント
「競技だけでなく、運営にも社員の皆さまが参加されるのは初めての試みでした。選手と運営が同じ想いで大会をつくる姿は、今後の大会運営にとっても、大きな可能性を実感することができました。」

新宿シティハーフマラソンと思われるイベントで、スタッフが集合写真を撮っている様子

パーソルダイバースはこれからも、「はたらく」を通じて誰もが自分らしく歩める環境づくりに取り組み、一人ひとりの挑戦が新たな道へとつながるよう支援していくとのことです。

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Written by

菅間 大樹

findgood編集長、株式会社Mind One代表取締役
雑誌制作会社、広告代理店、障害者専門人材サービス会社を経て独立。
ライター・編集者としての活動と並行し、就労移行支援事業所の立ち上げに関わり、管理者も務める。職場適応援助者(ジョブコーチ)養成研修修了。
著書に「経営者・人事担当者のための障害者雇用をはじめる前に読む本」(Amazon Kindle「人事・労務管理」「社会学」部門1位獲得)がある。
https://www.amazon.co.jp/dp/B0773TRZ77