Last Updated on 2020年11月20日 by 菅間 大樹

「やりたいことが仕事になる」就労継続支援B型事業所とのコラボレーション

ANNOUN Future Designブランドを展開しプロダクツの制作・販売を通じて障害者の社会参画を目指しているクオリティー株式会社(埼玉県越谷市・代表取締役 澤本 義一)は、就労継続支援B型事業所アトリエ・アンノウン初となる秋の新製品をアトリエ・アンノウン及び、ANNOUN Official Online Shopにて発売開始しました。

すべてのアイテムは、アトリエ ・アンノウン所属の障害を持ったアーティストによるアート作品とANNOUN Future Designがコラボレーションした「アート・デザイン・支援」を融合させた物となっており、これは今までに無かった新しいスタイルのアパレルブランドのカタチです。

「ANNOUN Future Design」公式サイト:https://announ.jp

今回のフォールコレクションでは専属で所属するアーティスト(利用者)がANNOUN Future Designブランドとして依頼を受け、原画を作画するという形態では、アトリエ ・アンノウンが開設してから、初めてコラボレーションし、発表するコレクションとなります。

ANNOUN Future Design / atelier announについて

ANNOUN Future Design =「アパレルブランドの新しいカタチ」
ANNOUN Future Design はバルネラブル・アーティスト(障害をもった人や手助けが必要な人が作り出すアート)の作品に、未知の可能性を感じインスピレーションを受けたANNOUN Future Designデザイナーのフィルターを通してコラボレーションした製品を数多く発表してきました。それらはバルネラブルアーティストの潜在的感性を最大化し様々なアイテムを商品化させ販売しています。この取り組みは、障害のある人や手助けが必要な人達に理想的な労働環境を提供することに役立っています。
これらの活動は彼らの作品を世に広め、自立・希望・生きがいを導き、未知の現実を開いていく事を目指した、今までにない障害者の社会参画の形態とも言えます。そして、収益の一部はバルネラブル・アーティストたちに工賃(給与)として直接還元され、日々の生活環境そして本人や家族の感動に繋がるという新しいスタイルのブランドです。

atelier announ = 日本初のアート・デザイン・支援が融合した就労継続支援B型事業所
アトリエ・アンノウンは埼玉県越谷市の就労継続支援B型事業所の事で、絵画が好きな障害者がANNOUN Future Design専任のアーティストとして所属し、原画を描く場所として今年4月に開設しました。従来の事業所では支援を「してあげる」というスタンスが大多数でしたが、アトリエ・アンノウンは、「させてもらう」支援をベースに、今迄にない「好きなことを就労にできる環境」を提供しており、バックグラウンドにANNOUN Future Designがある事から、絵画のセンスや技術の選定をすることはありません。一般的な障害者就労支援事業や美術製作等の支援事業所との違いを明確化し障害者が、将来の希望・可能性を育む事ができる新しい仕組みを日本で初めて導入した事業所となります。

クオリティー株式会社

ANNOUN Future Design
所在:東京都港区新橋5-16-5スプリュー新橋3F
代表:澤本 義一

アトリエ・アンノウン
所在:埼玉県越谷市大字南荻島1023-1 1F

Written by

今井 靖之

findgood編集者、ライター。

大手電機メーカーで半導体電子部品のフィールドアプリケーションエンジニア、インターネットサービスプロバイダのプロモーションやマーケティングに従事。以後フリー。

身内に極めて珍しい指定難病者を抱える。

神奈川県川崎市在住。サブカルヲタク。「犬派?猫派?」と聞かれたらネコ派、猫同居中。