Last Updated on 2021年10月16日 by 菅間 大樹

支援受付は7月30日(金)まで

九州にあるハンドメイド雑貨himariが、販売ショップの運営を存続させるためのクラウドファンディングを実施中です。
ハンドメイド雑貨himariは、コロナウイルス感染症拡大による緊急事態宣言により、ワークショップが開催中止を余儀なくされるなど、苦しい経営状態が長期化。コロナ禍で販売機会を失ってしまった障害者の作品も扱う店として、何としても運営を存続したいとの思いから、クラウドファンディングを実施中です。

himari(ひまり)(所在地:福岡県福岡市)の代表・山本理英は、九州トップクラスの棚数を誇るハンドメイド雑貨。CAMPFIREでクラウドファンディングを開始したのは、新型コロナウイルス感染拡大の影響で、人のぬくもりが感じられるハンドメイドの価値が見直される中、魅力を世の中にさらに広められるよう、障害の垣根を超えた委託販売ショップの運営を続けるためとのことです。
支援は2021年7月30日(金)まで。

▼ クラウドファンディングページ(CAMPFIRE):https://camp-fire.jp/projects/view/442500

二重の障害で企業への就職が叶わない中、ハンドメイドに魅了され店をオープン

ハンドメイド雑貨himariの山本代表は、精神と身体の2つの障害を持つ人物。一般企業での就労がままならず、福祉作業所に通う日々が続く中、出会ったのがハンドメイドの世界です。

ハンドメイドならではの魅力の1つが、同じものが2つとないところ。自身のように障害を抱えていても唯一無二の素晴らしい作品を生み出せることを知って欲しい、そして多くの作家たちとともに成長していきたいと、融資を受けてハンドメイド委託販売ショップを立ち上げました。

“一番”を目指し、九州最大規模の棚数を持つまでになった店をコロナが直撃

お店を作るからには九州一を目指したいと、九州で最大規模の棚数を持つまでに成長。しかし好調な状況を直撃したのが、新型コロナウイルスです。その影響は予想以上に大きく、緊急事態宣言によりワークショップなどの開催も中止を余儀なくされ、苦しい経営状態が長期化しています。

そこで、何としてもお店を守り抜きたいと、クラウドファンディングへのチャレンジを決意。ワクチン接種が広まって感染が収束するまでの運営費、および収束後のさらなる発展を目指し、必要な資金を広く募ることにいたしました。

店主が手作りするソープフラワーのアレンジメントなどをリターンで提供

クラウドファンディングのコースは500円~5万円。リターンには、お礼メール、棚での委託販売権、リボン詰め合わせセット、それに店主自らが1つずつ心を込めて作り上げるソープフラワーのアレンジメントなどを用意しています。

ハンドメイド雑貨himariでは、コロナ禍で販売機会を失ってしまった障害者の作業所にも声を掛け、作品を置かせてもらっています。世界に1つの素敵な作品を通して、障害を持つ人もそうでない人も皆がHAPPYになれるお店を維持できるよう、7月30日まで積極的に協力を呼び掛けてまいります。

ハンドメイド雑貨himari(ひまり)|店舗情報

住所:〒811-1362 福岡県福岡市南区長住2丁目19-11 ダブルーンⅤ長住203号室
販売責任者:山本 理英
電話番号:070-1989-0106
営業時間:10:00~19:00
定休日:不定休
URL:https://www.himari2020.com/

お問い合わせ先

企業名:ハンドメイド雑貨himari
担当者名:山本
Email: himari01060@gmail.com

Written by

菅間 大樹

findgood編集長、株式会社Mind One代表取締役
雑誌制作会社、広告代理店、障害者専門人材サービス会社を経て独立。
ライター・編集者としての活動と並行し、就労移行支援事業所の立ち上げに関わり、管理者も務める。職場適応援助者(ジョブコーチ)養成研修修了。
著書に「経営者・人事担当者のための障害者雇用をはじめる前に読む本」(Amazon Kindle「人事・労務管理」「社会学」部門1位獲得)がある。
https://www.amazon.co.jp/dp/B0773TRZ77