Last Updated on 2021年10月16日 by 菅間 大樹

銭湯という文化を活かしながら、障害のあるアーティストによる文化芸術の発表の機会を創出

株式会社ヘラルボニー(本社:岩手県盛岡市、代表取締役社長:松田崇弥)は、東京都と公益財団法人東京都歴史文化財団 アーツカウンシル東京が主催するTokyo Tokyo FESTIVAL スペシャル13『TOKYO SENTO Festival 2020』の銭湯アートプロジェクトとして、『アール・湯ルット』をプロデュースします。本プロジェクトは2021年5月26日(ゴー風呂の日)より東京都の銭湯約500か所で開催され、『アール・湯ルット』では障害のあるアーティスト2名の作品をひだまりの泉萩の湯に展示します。

「アール・ブリュット」とは、既成の表現法にとらわれない独自の方法や発想による芸術の総称です。今回、アール・ブリュットに銭湯という文化をかけ合わせて生まれた『アール・湯ルット』では、アーティストの青木尊・星清美を中心に、「人のつながりから生まれる豊かさ」を銭湯で表現しています。

人々の憩いの場や情報交換の場所として親しまれ、現在まで受け継がれてきた銭湯という文化とアール・ブリュットを組み合わせることで、お湯につかりながらアートを楽しみ、よりリラックスできる空間を演出します。そして、障害のあるアーティストとの出会いを銭湯とアートをフィルターに創出しています。

さらに、会期中の特典である「TOKYO SENTO Festival 2020 特製てぬぐい」のひとつに、「るんびにい美術館(岩手県花巻市)」在籍の小林覚が「アール・湯ルット」の文字をデザインしました。特製てぬぐいは、会期中に東京の約500か所以上の銭湯を巡り、スタンプを規定数獲得すると無料で交換できます。
アール・湯ルット特製手ぬぐい交換期間:2021年8月5日〜2021年9月5日 ※在庫がなくなり次第終了

特製てぬぐいデザインイメージ

TOKYO SENTO Festival 2020 概要

日時:2021年5月26日(水)〜2021年9月5日(日)
会場:東京都公衆浴場組合加盟店全銭湯
銭湯アート会場:弁天湯(吉祥寺)、八幡湯(代々木八幡)、ひだまりの泉萩の湯(鶯谷)、 金春湯 (銀座)
主催:東京都、公益財団法人東京都歴史文化財団 アーツカウンシル東京
企画・運営:TOKYO SENTO Festival 2020 実行委員会
公式サイト:https://tokyosentofestival.jp/
※新型コロナウイルス感染症の影響により、実施内容などに変更が生じる可能性があります。

Tokyo Tokyo FESTIVAL

オリンピック・パラリンピックが開催される東京を文化の面から盛り上げるため、多彩な文化プログラムを展開し、芸術文化都市東京の魅力を伝える取り組みです。
https://tokyotokyofestival.jp/

Tokyo Tokyo FESTIVAL スペシャル13

斬新で独創的な企画や、より多くの人々が参加できる企画を幅広く募り、Tokyo Tokyo FESTIVAL の中核を彩る事業として、東京都及び公益財団法人東京都歴史文化財団 アーツカウンシル東京が実施するものです。
国内外から応募のあった2,436件から選定した13の企画を、「Tokyo Tokyo FESTIVALスペシャル13」と総称し、展開しています。
https://ttf-koubo.jp/

株式会社ヘラルボニー

所在地:岩手県盛岡市開運橋通2-38 @HOMEDELUXビル4F HERALBONY
代表者:代表取締役社長 松田崇弥、代表取締役副社長 松田文登
URL:http://www.heralbony.jp/(コーポレートサイト)
   https://www.heralbony.com(ブランドサイト)

Written by

今井 靖之

findgood編集者、ライター。

大手電機メーカーで半導体電子部品のフィールドアプリケーションエンジニア、インターネットサービスプロバイダのプロモーションやマーケティングに従事。以後フリー。

身内に極めて珍しい指定難病者を抱える。

神奈川県川崎市在住。サブカルヲタク。「犬派?猫派?」と聞かれたらネコ派、猫同居中。