Last Updated on 2020年2月8日 by 菅間 大樹

発達障害や知的障害などがある未就学児を対象とする通所施設、伊勢原市児童発達支援センター「おおきな樹」が10月1日、同市伊勢原1丁目に開所しました。
2020年度末までに各市町村に1カ所以上設置するとの厚生労働省の基本指針に基づき建設された市内初の施設で、心身の発達で特別な配慮が必要とされる児童への療育指導と、家族への支援にあたります。
放課後等デイサービスなどに取り組んでいる市内のNPO法人「リオフィールド」が運営し、運営費は市が賄います。

施設の開所時間は平日10:00~14:00。定員は3クラス各10人の計30人。市子ども家庭相談課で臨床心理士による判定を受け、必要と認められれば利用可能になります。
隔週土曜日の9:00~17:00には、センターの相談員が保護者の相談支援を実施。子どもの状態に合わせて、保護者を招いた行事の開催も検討するとのことです。

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菅間 大樹

findgood編集長、株式会社Mind One代表取締役
雑誌制作会社、広告代理店、障害者専門人材サービス会社を経て独立。
ライター・編集者としての活動と並行し、就労移行支援事業所の立ち上げに関わり、管理者も務める。職場適応援助者(ジョブコーチ)養成研修修了。
著書に「経営者・人事担当者のための障害者雇用をはじめる前に読む本」(Amazon Kindle「人事・労務管理」「社会学」部門1位獲得)がある。
https://www.amazon.co.jp/dp/B0773TRZ77