Last Updated on 2020年2月15日 by 菅間 大樹

9月27日、視覚と聴覚の重複障害がある盲ろう者が相談を寄せられる「県盲ろう者支援センター」が、藤沢市の県聴覚障害者福祉センター地下一階と、横浜市中区の県横浜合同庁舎二階にオープンオープンしました。

コミュニケーションが難しい当事者や家族を適切な障害福祉サービスにつなげ、地域での孤立を防ぐのが狙い。盲ろう者専門のサポート施設は県内初で、全国でも東京都や兵庫県などに次いで4例目となります。

同センターは、相談者の指を動かして点字を表現する「指点字」や、話し手の手話に触れて読み取る「触手話」など、相談者が望む手段で意思疎通が可能。悩みを聞いたり、行政の支援制度を紹介したりといったサポートを行います。
また、センターでは支援する人材の育成も担う予定となっています。

開所時間は、藤沢が火~土曜、横浜が火~金曜の、いずれも午前9時~11時と13時~15時。
面談は予約制。
電話・ファクス=0466(90)5727か、
メール=moro-sodan@kanagawa-wad.jpで、
相談と面談予約を受け付け。

Written by

菅間 大樹

findgood編集長、株式会社Mind One代表取締役
雑誌制作会社、広告代理店、障害者専門人材サービス会社を経て独立。
ライター・編集者としての活動と並行し、就労移行支援事業所の立ち上げに関わり、管理者も務める。職場適応援助者(ジョブコーチ)養成研修修了。
著書に「経営者・人事担当者のための障害者雇用をはじめる前に読む本」(Amazon Kindle「人事・労務管理」「社会学」部門1位獲得)がある。
https://www.amazon.co.jp/dp/B0773TRZ77