Last Updated on 2019年10月19日 by 菅間 大樹

岩手県は、障害者が生産や加工に携わった農林水産物を認証する県独自の「農福連携応援マーク」が決まったことを発表しました。

県内の福祉、農林水産関係者らが公募23作品の中から審査。障害者と手を取り合う姿をハート形で表現したマークに決定しました。
「農福連携応援マーク」は今後、岩手県内の就労支援事業所が生産工程等に携わって生産された商品に印字・貼付するなど、今後の農福連携事業の啓発活動に活用される予定となっています。

マークの使用申請ができるのは障害者就労支援事業所に限られ、事業所の利用者が自ら生産もしくは、出荷までの過程を農林水産業者から受託して作った商品を認定します。また、県内の農林水産物を原料とした加工品や生産者との共同開発品も認められます。
認定されると、マークのシールや電子データを商品に添付、印字できます。有効期限は2021年3月末で、1度だけ更新(2年間)可能となっています。
問い合わせは県障がい保健福祉課(019-629-5447)へ。

Written by

菅間 大樹

findgood編集長、株式会社Mind One代表取締役
雑誌制作会社、広告代理店、障害者専門人材サービス会社を経て独立。
ライター・編集者としての活動と並行し、就労移行支援事業所の立ち上げに関わり、管理者も務める。職場適応援助者(ジョブコーチ)養成研修修了。
著書に「経営者・人事担当者のための障害者雇用をはじめる前に読む本」(Amazon Kindle「人事・労務管理」「社会学」部門1位獲得)がある。
https://www.amazon.co.jp/dp/B0773TRZ77