Last Updated on 2021年5月11日 by 今井 靖之

東京ヴェルディ、清水エスパルスとのSDGs協働プロジェクトも開催

ヤンセンファーマ株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:關口修平)は、統合失調症をはじめとする“こころの病”を抱えた方々に芸術、スポーツ、就労体験などを通じて社会参画を後押しする「Heart Project(ハートプロジェクト)」を立ち上げました。

ヤンセンは、統合失調症をはじめとするこころの病を抱えた方々の社会参画や日常生活における「次の一歩」を後押しし、活躍できる社会「ノーマライゼーション」を目指して活動しています。2002年から、こころの病を抱えた方々の趣味や治療を通じて制作された絵画作品のコンテスト「Heartアートコンテスト」を開始しています。2020年にはさらにその活動の輪を広げ、Jリーグサッカークラブ・東京ヴェルディとSDGsパートナーシップ協定を締結して「ともに未来へGreen Heart Project」を開始し、こころの病を抱えた方々やそのご家族のべ100名にホームゲームの運営サポートやサッカー教室へ参加いただきました。今年は新たに清水エスパルスともSDGsパートナーシップ協定を締結し「オレンジの鼓動をつなげようOrange Heart Project」を始動します。Heart Projectは、この3つのプロジェクトを柱に活動していきます。

2021年の最初の取り組みとして、5月より東京ヴェルディと清水エスパルスの各ホームゲームの運営サポート、サッカー教室、試合観戦を通じ、こころの病のある方々のノーマライゼーションを後押しします。東京ヴェルディと、清水エスパルスの両サッカークラブは、クラブ創設以来、障がい者サッカー教室やボランティア活動の運営を通じて、どのような障がいがあっても、当たり前に生活をして、当たり前にスポーツを楽しむことができる社会(ノーマライゼーション)の実現に取り組んでいます。

「スポーツには人々を団結させる力があります。スポーツを楽しむ機会を創出している両サッカークラブとの提携にとても期待しています。当社は、精神疾患の患者さんを支えるために医薬品を提供するのはもちろん、より充実した生活を送るための課題に向き合うBeyond Medicine(薬剤を超えて)の姿勢を大切にしています。こころの病を抱える方々のノーマライゼーションに向けて尽力していきます」(ヤンセン代表取締役社長 關口修平氏)

■「Heartアートコンテスト」について
統合失調症をはじめとするこころの病を抱えた方々の趣味や治療を通じて制作された絵画作品のコンテストとして、2002年より開催しています。
https://www.mental-navi.net/heart-art/index.html

■「ともに未来へ Green Heart Project」プログラム概要
2021明治安田生命J2リーグ第15節 5月23日(日)ジュビロ磐田戦 味の素スタジアム
他、2試合での運営サポート、サッカー教室参加、試合観戦

■「オレンジの鼓動をつなげよう Orange Heart Project」プログラム概要
2021明治安田生命J1リーグ第14節 5月15日(土) 名古屋グランパス戦 IAIスタジアム日本平
他、2試合での運営サポート、サッカー教室参加、試合観戦
※その他、清水エスパルスのホームゲーム運営をサポートするボランティア団体(パルちゃんクラブ)の一員として、4月14日開催以降のホームゲーム全試合での就労体験を実施

ヤンセンファーマ株式会社

ヤンセンファーマ株式会社は、ジョンソン・エンド・ジョンソンの医薬品部門であるヤンセンファーマグループの一員です。
ヤンセンが目指すのは、病が過去のものになる未来をつくることです。治療が困難な病を過去のものとするために、科学の力で病に打ち克ち、画期的な発想力で多くの人々に薬を届け、真心を持って癒し、希望をお届けします。私たちはがん、免疫疾患、精神・神経疾患、ワクチン・感染症、代謝・循環器疾患、肺高血圧症の分野で貢献ができると考え、注力しています。

代表者:クリス・フウリガン
所在地:東京都千代田区西神田3-5-2
URL:http://www.janssen.com/japan

Written by

今井 靖之

findgood編集者、ライター。

大手電機メーカーで半導体電子部品のフィールドアプリケーションエンジニア、インターネットサービスプロバイダのプロモーションやマーケティングに従事。以後フリー。

身内に極めて珍しい指定難病者を抱える。

神奈川県川崎市在住。サブカルヲタク。「犬派?猫派?」と聞かれたらネコ派、猫同居中。