Last Updated on 2020年2月6日 by 菅間 大樹

神奈川県、県教育委員会は 省庁等で発生した障害者雇用の水増し問題を受け、 2020年度から、障害者雇用を促進するための組織「サポートオフィス」(仮称)を設置することを発表しました。

「サポートオフィス」 では、フルタイム勤務が難しい障害者を、短時間勤務の非常勤職員として雇用するとのこと。
本人の希望や特性、居住地などを考慮し、通勤の負担が少ない県立学校などで事務補助などに携わることなどを想定しています。サポートオフィスには特別支援学校の管理職経験者らを指導員として配置し、勤務する学校などを巡回する予定。

また、障害者が自治体の非常勤職員として業務経験を積み、民間企業などでの正規採用を目指す「チャレンジ雇用」も実施するとのことです。

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菅間 大樹

findgood編集長、株式会社Mind One代表取締役
雑誌制作会社、広告代理店、障害者専門人材サービス会社を経て独立。
ライター・編集者としての活動と並行し、就労移行支援事業所の立ち上げに関わり、管理者も務める。職場適応援助者(ジョブコーチ)養成研修修了。
著書に「経営者・人事担当者のための障害者雇用をはじめる前に読む本」(Amazon Kindle「人事・労務管理」「社会学」部門1位獲得)がある。
https://www.amazon.co.jp/dp/B0773TRZ77