一般家庭から不要な布を回収し、福祉施設でウエスに裁断依頼。今後は販売を予定しインドの綿農家に寄付予定。

川上塗装工業株式会社(本社:岩手県盛岡市、代表取締役:川上 秀郎)は、SDGsの目標達成に向けた取り組みとして「リンクアップウエス活動」を2021年5月10日(月)より始動します。一般家庭から不要な布を預かり、福祉作業所に裁断加工を依頼し日々の仕事で使用する循環型の活動です。今後は販売を予定し、廃棄されるはずの綿で得た収益を今を生きるインドの綿農家や児童労働で苦しむ子供たちのために寄付するプロジェクトにしていきます。

<実施内容>
SDGsの目標達成に向けた取り組みとして「リンクアップウエス」活動をはじめます。一般家庭からTシャツやタオル等の綿素材の不要な布を回収します。仕分けし、盛岡市内の福祉作業所に搬入し、障がい者の方の仕事として裁断していただきます。活動を通じてSDGsの目標である「8.働きがいも経済成長も」「12.つくる責任つかう責任」「17.パートナーシップで目標を達成しよう」に貢献します。

<取組に至った背景>
SDGsについて学ぶ中で、衣類廃棄物の問題を知りました。綿Tシャツを1枚作るために使用する水の量は2,720Lで一人の人間が3年かけて飲む水の量と同じと、とても貴重です。しかし、衣類が再利用されるのはごくわずかで約74%が焼却・埋立て処分されています。また、地域の福祉施設の仕事が少なく、障がい者の仕事の確保ができないと工賃も支払われないという現状も知りました。弊社では資材メーカーを通じ作業用ウエス(布)を購入していました。取引先が一般顧客が多いため、家庭から不要な布を集め、福祉作業所で裁断作業を依頼し、工賃として支払う循環ができないかと考え「リンクアップウエス」の活動をはじめました。

<モニタリング期間の実績と展望>
3月20日〜4月20日を期間とし、反応を調査しました。弊社では塗装工事の広告を盛岡市近郊に7万部程度配布しています。3月19日に配布された広告に本活動を掲載しました。結果、掲載後1カ月程度で9人の方から44.3kgの布を寄付いただきました。さっそく布を持ち込み、裁断作業に取り組んでいただきました。今後は広く布の寄付を募り、販売を検討しています。世界の消費型のファッションのしわ寄せが綿農家に寄せられ、インドの綿農家が年間3万人自殺し、児童労働にも繋がっているという現状を知りました。必要経費を除いた販売収益を綿農家を救済するためのプロジェクトを通じ、寄付したいと考えています。廃棄されるはずの綿で得た収益で今を生きる綿農家や児童労働で苦しむ子供たちの未来を作るプロジェクトにしていきます。

川上塗装工業株式会社

代表者:川上 秀郎
所在地:岩手県盛岡市三ツ割3-2-11
URL:https://www.tosou-de-machitukuro.com/

Written by

今井 靖之

findgood編集者、ライター。

大手電機メーカーで半導体電子部品のフィールドアプリケーションエンジニア、インターネットサービスプロバイダのプロモーションやマーケティングに従事。以後フリー。

身内に極めて珍しい指定難病者を抱える。

神奈川県川崎市在住。サブカルヲタク。「犬派?猫派?」と聞かれたらネコ派、猫同居中。