番組開始の背景と「ゆる継続」のメッセージ

メンタルヘルスラボ株式会社はこれまで、うつ病や発達障害により生きづらさを抱える方々の社会復帰を、ITスキルの習得やメンタルケアを通じて支援してきました。その中で、多くの利用者から「頑張りすぎて燃え尽きてしまう」「人間関係に疲れてしまう」といった切実な声が寄せられていたといいます。

モノクロでマイクに向かって話す男性

このような経験から、支援の現場だけでなく、より広く多くの方に「メンタルケアに役立つ考え方」を届けたいという想いから、このラジオの配信が決定しました。番組のキーワードは「ゆる継続」。「頑張りすぎない」「ゆるく継続する」をテーマに、現代人が抱えるメンタルの悩みに寄り添うトークが届けられます。

『ゆるっと!メンタルヘルスラジオ』の主な特徴

1. 「ゆる継続」が合言葉。頑張りすぎているあなたへ

番組では、「三日坊主で終わってしまう」「朝起きられない」といったリスナーの悩みに対し、「目標を1分間に下げる」「週1回でも続けばOK」といった、誰でも実践できる「ゆるい」解決策が提案されます。気合を入れすぎずに、細く長く続けることの大切さが語られています。

2. ユーザーのリアルな悩みに回答

実際の就労移行ITスクールや自立訓練ITリワークに通うユーザー、そしてリスナーから寄せられた質問への回答が番組の中心です。「嫌われたくない」「一人反省会をしてしまう」といった人付き合いの悩みや、「日常のモヤモヤが消えない」というストレス解消法に関する悩みに、具体的なヒントが提供されます。

3. 今後の展開:専門家を招き、より権威性のあるコンテンツへ

今後は、精神科医などの専門家をゲストに招き、医学的見地や専門的知見を交えた、さらに深く権威性のあるコンテンツへと進化していく予定です。単なるお悩み相談にとどまらず、メンタルヘルスに関する正しい知識と対処法を学べる場が提供されるでしょう。

緑の背景でマイクに向かって話す二人の男性

パーソナリティと代表の想い

番組パーソナリティは、メンタルヘルスラボ株式会社代表取締役の古德一暁氏と、フリーアナウンサーの雫石将克氏が務めます。

古德氏は、「私自身、弟が統合失調症になったことをきっかけに障害福祉業界に入りました。真面目な人ほど、自分を追い込んでしまいがちです。このラジオでは、そんな皆さんが少しでも肩の力を抜いて、『まあ、いいか』と思えるような時間を提供できればと思っています。緑一色のスタジオから、ゆるっとお届けしますので、みなさんぜひ、気軽にお聴きください」と、番組への温かい想いを語っています。

配信情報

番組名: ゆるっと!メンタルヘルスラジオ

配信媒体:

出演: 古德 一暁(メンタルヘルスラボ株式会社 代表取締役)、雫石 将克(フリーアナウンサー)

メンタルヘルスラボ株式会社について

メンタルヘルスラボ株式会社は、「メンタルダウンしない世界を創る」というビジョンのもと、福祉事業、メディア事業、HR事業、Saas事業を展開しています。福祉事業では、「障害という線引きをなくす」というミッションを掲げ、IT特化型就労移行支援や、児童発達支援事業などを展開しています。

詳細については、同社のウェブサイトをご覧ください。
メンタルヘルスラボ株式会社

Written by

菅間 大樹

findgood編集長、株式会社Mind One代表取締役
雑誌制作会社、広告代理店、障害者専門人材サービス会社を経て独立。
ライター・編集者としての活動と並行し、就労移行支援事業所の立ち上げに関わり、管理者も務める。職場適応援助者(ジョブコーチ)養成研修修了。
著書に「経営者・人事担当者のための障害者雇用をはじめる前に読む本」(Amazon Kindle「人事・労務管理」「社会学」部門1位獲得)がある。
https://www.amazon.co.jp/dp/B0773TRZ77