Last Updated on 2024年10月26日 by 菅間 大樹

重症心身障がい児とその家族にとって、特別な思い出を残すことは大切な経験です。しかし、通常のフォトスタジオでは、医療的ケアや環境面での配慮が不十分なため、撮影を諦めてしまうケースも少なくありません。そんな中、「COCOLON」が画期的なイベントを企画しています。

重症心身障がい児とその家族のための特別なフォト体験イベント

2024年10月20日、東京都江戸川区にある「COCOLON Base」で、重症心身障がい児とその家族のための特別なフォト体験イベント「COCOLONフォトスタジオ」が開催されます。このイベントでは、プロのカメラマンとスタイリストが、七五三の記念写真や家族写真など、かけがえのない「いま」の瞬間を撮影します。

「COCOLON Base」は、重症心身障がい児と家族・支援者のために特別に設計されたスペースです。おむつ交換台や医療的ケア用の電源が完備されているほか、以下のような配慮がされています:

  1. 広々としたスペースで着替えやケアが可能
  2. 急な医療的ケアやてんかん発作に対応できる柔軟な時間設定
  3. 姿勢保持具の用意によるリラックスした撮影環境
  4. 専門スタッフの常駐による安心感

これらの環境整備により、家族全員が心地よく撮影に臨むことができます。さらに、ヘアスタイリングサービスも提供され、特別な一日を演出します。体験を通じて、かけがえのない思い出を作ることができるのではないでしょうか。

イベントの詳細や申し込み方法については、COCOLONのメールアドレス(info@co-co-lon.com)まで。重症心身障がい児を持つ家族の皆様、この機会にぜひ参加を検討してみてはいかがでしょうか。

COCOLONフォトスタジオの特徴

♦重症心身障がい児と家族・支援者のためのスペースなので環境整備◎
♦2時間で3家族と時間の余裕があるため、撮影を急ぐ必要なし
♦急な医療的ケアやおむつ交換、急変の対応があっても時間内は何度も撮影可能
♦広いスペースで待ち時間もゆったりと過ごせる
♦子ども同士・家族同士の交流の場所でもある
♦一般的なフォトスタジオや写真館に比べてリーズナブル
♦子どもだけでなく大人もヘアスタイリングを受けられる
♦プロのスタイリストとカメラマンがイベントをサポート
♦本格的な撮影機材を使用
♦お子様だけ、きょうだいだけ、夫婦だけなど、様々な写真が撮影可能
♦衣装を持ち込むだけで、着付けが可能
♦撮影データは全カットお渡し可能

開催概要

名 称:COCOLONフォトスタジオ
日 時:10月20日(日) 10:00/12:30 /15:00 
場 所:COCOLON BASE 東京都江戸川区篠崎町7-21-16 2F
定 員:各時間帯3家族 合計9家族
参加者:1家族あたり6名まで
参加費 (1家族あたり) 25,000円 (COCOLON会員は15,000円)
主 催:重症心身障がい児と家族・きょうだい・支援者みんなのコミュニティ【COCOLON】

イベント詳細【COCOLON】

撮影イメージ①
撮影イメージ②

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【イベントの申し込み方法】

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1. COCOLONのイベント詳細ページより申込フォーム(Google form)にアクセスし、必要事項を記入してお申し込みください。

2. お申し込みが完了された方には、10月10日頃にメールでご連絡します
 決済方法につきましてはメールに記載いたします。
※COCOLON会員の方も申し込みが必要です。当日、COCOLONの会員証を確認させていただく場合がございます。

イベントに関するお問い合わせ先
 ▶info@co-co-lon.com

ゲスト紹介

♦有名雑誌の撮影も担当するプロのカメラマン

【COCOLON】について】

重症心身障がい児に関する「繋がり」「学び」「遊び」「楽しみ」がつまった、重症心身障がい児に関わるすべての方のオンラインコミュニティ。

重症心身障がい児とそのご家族がより良い暮らしを送るために、障がいの有無に関係なく参加できるさまざまな企画やイベントを通じて交流や情報交換の場を提供しています。

COCOLONとコラボレーション・協賛などご検討頂ける企業様はお気軽にお問い合わせください。

特定非営利活動法人EPOについて

特定非営利活動法人EPOは、2016年に東京都で重症心身障がい児の通所施設「ここね」の運営を開始し、現在は東京都内で3つの児童発達支援事業所と1つの放課後等デイサービスを運営しています。

地域で暮らす重症心身障がい児やそのご家族をサポートしてきた経験を活かし、2023年12月よりオンラインコミュニティ【COCOLON】を運営しています。

障がいを持ったお子様やそのご家族、ごきょうだいが安心して暮らしやすい環境、子育てしやすい環境、楽しいことに参加できる環境づくりを進めていきます。

特定非営利活動法人EPO 理事長 齋藤えりか

特定非営利活動法人EPO

特定非営利活動法人EPO

団体名:特定非営利活動法人EPO
所在地:東京都江戸川区篠崎町7-21-16
     アルファグランデ篠崎弐番街2F
代表:齋藤 えりか
設立:2015年4月

事業内容
主として重症心身障がい児を対象とする児童発達支援・放課後等デイサービス
重症心身障がい児と家族・きょうだい・支援者のコミュニティサロン「COCOLON」

ここねHP:http://co-co-ne.jp/
COCOLON :https://co-co-lon.com/
COCOLON CM:https://www.youtube.com/watch?v=rMgi_xqkxr4

Written by

菅間 大樹

findgood編集長、株式会社Mind One代表取締役
雑誌制作会社、広告代理店、障害者専門人材サービス会社を経て独立。
ライター・編集者としての活動と並行し、就労移行支援事業所の立ち上げに関わり、管理者も務める。職場適応援助者(ジョブコーチ)養成研修修了。
著書に「経営者・人事担当者のための障害者雇用をはじめる前に読む本」(Amazon Kindle「人事・労務管理」「社会学」部門1位獲得)がある。
https://www.amazon.co.jp/dp/B0773TRZ77