Last Updated on 2019年10月30日 by 菅間 大樹
大分県にあるデザイン事務所「カスガデザインルーム」で、障害のあるアーティストを一般企業やデザイナーらに紹介し、作品を広く商業利用してもらう仕組みを構築しています。
カスガデザインルームの古庄優子代表が立ち上げた事業「アートストレージ」では、2014年から主に知的障害のある作家の作品データを預かり、有償で提供しています。
障害者アートは心を打つ作品が多い一方で、PRする手段などが弱く、埋もれてしまうことが少なくありません。そのアートの魅力を「アートストレージ」が発信し、会報誌やチラシの挿絵、テレビ番組のロゴデザイン制作といった仕事につないでいます。
現在、県内在住の8人のアーティストが所属。作家によっては新規の創作依頼の仲介なども行っています。有償提供された作品の著作権利用料は作家に還元されます。
問い合わせTEL:097-538-2356