Last Updated on 2021年3月29日 by 今井 靖之

先ずは眼鏡業界からバリアフリー実現の為に一里塚を!

解説が細かすぎると評判の眼鏡店「オプテリアグラシアス」を展開する有限会社ojim(本社:東京都武蔵野市、代表:伊藤次郎)は運営するYouTubeチャンネル「買いたい新書」にて、生まれつき脳性麻痺で5歳から車椅子の高校生、つばさ君とのコラボ動画を公開し、つばさ君のバリアフリータウンを作りたいという夢に共感しこの取り組みに理解を示して頂ける方々の参加を募る動画を2/27に公開しました。

本動画の内容

・先ずは片手で取り外ししても問題無いメガネの開発からバリアフリーを

脳性麻痺のお方にとって眼鏡を両手で取り外す事の難しさ:眼鏡を掛ける場合に両手が使えれば皆、無意識に両耳に掛かる部位を広げて耳に掛けます。これは顔幅よりも若干狭めにフィッテイングする事が多いからですが、片手でしか取り外しが出来ない人には、その両手を使う事すら出来ない方が一定数おり、眼鏡を掛けるという事が非常に困難である問題が生じています。

・そもそも何故メガネを片手で取り外してはいけないのか?通常の眼鏡を片手で取り外した場合に生ずる四つの問題点

 1)耳に掛ける部位が片側だけ広がり、レンズと目の距離に左右差が生ずる。
 2)1)によって生じた左右差が耳に痛みを与える。
 3)1)によって生じた左右差が見え心地に悪影響を及ぼす
 4)片手のヒンジに極端にストレスが生ずる為に故障リスクが高まる

・今回開発を進めているパーツの革新性

 1)片手でも容易に取り外し出来る
 2)片手で取り外してもメガネの形態変化(ゆがみ)を最小限に留められる。
 3)一つのパーツで右利き用、左利き用に対応出来るので、コストダウンがはかれる。
 4)今回開発されるパーツには、左右の眼とレンズの距離を適正に保つ機能が付加されている。
 5)今回開発されるパーツには、眼鏡の水平を維持出来るような機能が付加されている。

・発売予定日:未定
・発売価格:未定
・販売代理店:全国のレチルド取扱店のみ
・レチルドHPURL:http://jiroito.com/
・ボーダーレスタウン提言blog記事:https://opteria-glassias.jp/blog/detail/20210227132256/

・障碍者と健常者がごちゃ混ぜに暮らせるボーダーレスタウン

ボーダーレスタウンの概要:全て未定、ただし障碍者と健常者との境界線の無い世界を私達は夢見ます。共感し一緒に取り組んで下さる方を募ります。

有限会社ojim

代表者:伊藤次郎
所在地:東京都武蔵野市吉祥寺本町1-11-21-1F
URL:http://www.opteria-glassias.jp/

Written by

今井 靖之

findgood編集者、ライター。

大手電機メーカーで半導体電子部品のフィールドアプリケーションエンジニア、インターネットサービスプロバイダのプロモーションやマーケティングに従事。以後フリー。

身内に極めて珍しい指定難病者を抱える。

神奈川県川崎市在住。サブカルヲタク。「犬派?猫派?」と聞かれたらネコ派、猫同居中。