Last Updated on 2020年2月8日 by 菅間 大樹
重度障害者が倉敷の街を気軽に楽しめる共生のまちづくりを進めようと、地元の小児科医と重度障害者の家族が、役立つ情報を載せた観光マップを作成しました。
作成したのは、重症児者をサポートする小児科医らで構成する「倉敷地区重症児の在宅医療を考える会」(代表世話人・南岡山医療センターの井上美智子小児神経科医長)。
倉敷、岡山、浅口市在住の親と本人らでつくる「重度重複障がい児(者)の幸せを願う会『ますかっと』」から情報を集め、実際に会員らと街を歩いて設備などを確認しました。
マップでは、美観地区と児島地区の二つのモデルコースを紹介。
美観地区では、入り口にスロープのある市芸文館のカフェや、おむつ替えに簡易ベッドが利用できる倉敷物語館など7カ所が掲載されています。
児島地区は、広い駐車場を備えた県漁連水産物展示直販所、道が平たんで車いす利用者らの負担が少ない児島ジーンズストリートなど6カ所を巡るコースを掲載。主な施設のエレベーターの寸法や車いす用駐車場の台数も。