Last Updated on 2023年1月12日 by 菅間 大樹

障がいのある長男(8歳)を育てる母親である穐里 明美(あきさと あけみ パラリンビクス協会 代表)が、2021年9月13日に、障がい児家族のためのオンラインコミュニティ「パラリンっ子ひろば」を開設しました。

障がい児を育てる親が、安心して悩みを吐き出したり、想いを共有し繋がれる居場所に

全国の18歳未満の身体・知的障がい児は 29.7万人(令和2年版 障害者白書)。けれど、障がい児を育てる親ならではの不安や悩みを共有する場が少ないのが実情です。特にコロナ禍で、これまで利用していた民間の支援サービスが制限されたり、日常が断絶され、親の負担と孤立はますます深刻化しています。そこで、障がい児を育てる親が、安心して悩みを吐き出したり、想いを共有し繋がれる居場所を、オンライン上で開設するにいたったとのことです。

穐里明美(あきさとあけみ)について

14 歳から「スクールメイツ」に在籍し、ダンスを活かした仕事がしたいと思ったことがきっかけでフィットネスの道へ。
2001 年フィットネスインストラクター養成校LUCE(ルーチェ)を設立し、20 年間でのべ800 名を超えるインストラクターを輩出。講座はとにかく楽しく、分かりやすいと定評がある。
2020 年5 月株式会社Fair Heart を設立、同年12 月パラリンビクス協会代表理事となる。
現在、心と身体のハンディを持つ子どものためのフィットネス「パラリンビクス」を伝えているほか、大手企業のフィットネスインストラクター 向けビジネス講座の講師を務めるなど精力的に活動している。
男の子2 人のシングルマザー。

パラリンビクス協会について

代表理事穐里明美の25年以上に渡るフィットネス経験と、障がい児育児の実体験を通して得た知識を結集して、考案された運動プログラム「パラリンビクス」。

1、発達障害凹凸・グレーゾーンの子が、筋力や柔軟性などの肉体面だけでなく、自発力・集中力もアップすることを目指す「パラリンビクス」の普及

2、仕事や働き方が制限されがちな障がい児お母さんに、自宅でも働ける新しい働き方を提案・提供する「パラリンビクスインストラクター養成」

これらの事業を軸とし、すべての子どもの輝く笑顔とそれに決して欠かすことのできないお母さんの笑顔が広がることを願い活動をしている。
2020年12月設立。運営会社株式会社Fair Heart。

Written by

菅間 大樹

findgood編集長、株式会社Mind One代表取締役
雑誌制作会社、広告代理店、障害者専門人材サービス会社を経て独立。
ライター・編集者としての活動と並行し、就労移行支援事業所の立ち上げに関わり、管理者も務める。職場適応援助者(ジョブコーチ)養成研修修了。
著書に「経営者・人事担当者のための障害者雇用をはじめる前に読む本」(Amazon Kindle「人事・労務管理」「社会学」部門1位獲得)がある。
https://www.amazon.co.jp/dp/B0773TRZ77