Last Updated on 2021年4月19日 by 今井 靖之
国内最先端の発達支援サービスを提供する 幼児のための専門施設
大阪で児童福祉関連施設を多数運営する一般社団法人たけのこ(本社:大阪府箕面市、代表理事:浅井 猛雅)は、2021年4月、東京都目黒区自由が丘に、コミュニケーションや社会性の発達に不安のある(発達障害の疑いや不安のある)幼児に適切な発達支援を提供する専門施設、こころの発達研究所LIBOを設立します。
こころの発達研究所LIBOでは、今までの日本の児童発達支援センターや事業所など福祉施設でよく見られた、子どもの発達状況をアセスメントすることのないまま行われる支援、支援効果のエビデンスのないプログラム、経験則のみで行われてきた支援ではなく、お子様の発達の様子を正確にアセスメントし、研究によって科学的に立証されてきた発達支援方法から作成したプログラムをご提供する発達支援の専門施設です。
こころの発達研究所LIBOの特徴
■専門性
所長である黒田 美保(帝京大学教授)をはじめ、LIBOの職員のほとんどは心理士の資格を持った発達支援の専門家です。また、優秀な発達支援の研究者でもある大学教員も勤務しています。専門性の高い職員が集まり、国内でも最先端の発達支援をご提供します。
■発達支援
LIBOの支援は、お子様の現在の状態を調べることから始まります。つまり、発達のアセスメントをしっかりするということです。発達検査で、現在の発達水準を把握するだけでなく、社会性やコミュニケーションの様子を、お子様の行動観察検査や保護者の方への面接検査で確認します。こうしたアセスメントは、LIBOの所長、黒田たちが欧米の検査の日本版を作成したもので、厚労省が定める医療の保険点数がついているものもあります。また、発達支援プログラムはLIBOオリジナルのものです。LIBOのスタッフが発達支援の本場アメリカで開発された、いくつかのプログラム(JASPER、ESDM、FITTなど)の研究を行い、それらを参考に日本の文化や教育課程に合わせてアレンジを加え、お子様の年齢や発達に合わせた多様なプログラムを用意しています。
LIBOではコミュニケーションや社会性という、これから生きていく上で基盤となる力を育てます。さらに、認知、言語、運動などの今後必要となるスキルを6歳までに成長させることを重視しており、プログラムの中で、遊びや学習を通してそれらのスキルを伸ばしていきます。
また保護者支援として、保護者とお子様との関わりについての支援や、子育て相談などの保護者向けプログラムもご用意しています。
■人材育成
今までの日本の発達障害への支援は、「専門性の乏しい療育」か「専門家が行う専門性の高い療育」のどちらかでした。しかも、前者が圧倒的に多かったのです。LIBOでは「どんな職種でもできる専門性の高い発達支援」を目標に、特別な心理士などの資格がなくてもお子様の発達を支援することのできる人材の育成にも力を入れています。見学や研修の受け入れを柔軟に行い、専門家研修として保育士を対象にした発達支援に関するオンラインでの研修会も行います。ここから新しい発達支援の姿を日本に広げていきます。
■研究
施設名にもある通り、LIBOでは研究活動も行います。LIBOで行われるプログラムの効果を科学的に検証し、新たな発達支援のプログラム開発に繋げていきます。また、大学などと連携した研究も行っていく予定です。蓄積されたデータは施設に留めるのではなく、研究成果の発表や研修活動に活用していきます。
新施設概要
施設名:自由が丘こころの発達研究所LIBO
所長:黒田 美保
所在地:東京都目黒区自由が丘2-22-3 Lotus Calyx102
TEL:03-5726-9975
設立:2021年4月1日
事業内容:児童発達支援の専門施設
URL:http://www.libo-labo.com
一般社団法人たけのこ
代表者:代表理事 浅井 猛雅
所在地:大阪府箕面市萱野5-12-1
TEL:072-736-8727
FAX:072-736-8721
事業内容:児童福祉関連事業
URL:https://www.takenoko.group