盲ろう者とは?多様な状態とコミュニケーション方法を理解する
「盲ろう者」とは、視覚と聴覚の両方に障害を持つ人々を指します。日本国内には約1万人存在すると推計されており、その状態は「全盲ろう」「全盲難聴」「弱視ろう」「弱視難聴」など多岐にわたります。また、コミュニケーション方法も、触手話(相手の手のひらに文字を書く、または手の動きで会話する手話)、指点字(指先で点字を読み取るように文字を伝える)、手書き文字、音声など、人それぞれ異なります。
認定NPO法人東京盲ろう者友の会は、こうした盲ろう者の多様性・個別性を踏まえ、長年の調査研究に基づいて移動介助方法をまとめた冊子を2008年に発行し、多くの反響を呼びました。
誌面と動画が連動!実践的な移動介助を学ぶ新しい方法
今回の改訂版である『新版 盲ろう者の移動介助』の大きな特長は、誌面の各ページに印刷されたQRコードを通じて、公式YouTubeの解説動画にアクセスできる点です。テキストだけでは伝えにくい実際の動きやニュアンスを、スマートフォンやタブレットで視覚的に確認できるようになりました。これにより、より実践的な介助方法の習得が期待できます。
動画と合わせて学べる具体的な場面や内容は以下の通りです。
- 基本姿勢と平地の歩行
- 狭い場所の通り方
- 階段の上り下り
- エスカレーターの乗り降り
- 電車の乗り降り
- 切符の購入と自動改札
- 盲ろう者への基本的配慮
- 盲ろう者のコミュニケーション方法




本書で深める移動介助の知識と心構え
本書には、盲ろう者の移動介助に関する幅広い情報が掲載されています。主な内容は以下の通りです。
- 盲ろう者とは: 盲ろう者の人数、障害の状態・程度について解説します。
- 心構え: 盲ろう者が主体的に移動できるようにするための配慮や考え方を紹介します。
- 移動介助の基本姿勢: 肘や肩、腕につかまる、手をつなぐ、触手話・指点字・手書き文字を受けながら歩くなど、様々な介助スタイルについて説明します。
- 基本姿勢の変化: 狭い場所の通り方や雨天時の傘差し歩行など、4つの事例を通して状況に応じた介助方法を解説します。
- 移動介助の事例(場面別): 階段、エスカレーター、電車、切符購入&改札、タクシー、バス、トイレなど、具体的な場面ごとの介助方法を詳しく紹介します。
どんな人が読むべき?多岐にわたる読者層へのメリット
このガイドブックは、盲ろう者福祉の関係者、通訳・介助者やガイドヘルパーを目指す方々はもちろん、店舗スタッフや駅係員など、公共サービスに携わる多くの方々にとって役立つ一冊です。盲ろう者への理解を深め、より適切な支援を提供するための貴重な情報源となるでしょう。
書籍概要と購入方法
『新版 盲ろう者の移動介助 — 盲ろう者にとっての安心・安全な移動介助方法とは —』の詳細は以下の通りです。
- 書名: 『新版 盲ろう者の移動介助 — 盲ろう者にとっての安心・安全な移動介助方法とは —』
- 発行日: 2026年7月1日
- 発行: 認定NPO法人 東京盲ろう者友の会
- 著者: 前田晃秀(東京都盲ろう者支援センター長)
- 仕様: A5判、フルカラー、32ページ(YouTube動画連動QRコード付き)
- 販売価格:
- 1冊:660円(税込)
- 10冊以上のまとめ購入:1冊あたり500円(税込)に割引

購入手続き・ご注文方法
本書は、認定NPO法人東京盲ろう者友の会の公式サイトより注文が可能です。
認定NPO法人東京盲ろう者友の会とは
認定NPO法人東京盲ろう者友の会は、盲ろう者の自立と社会参加を促進することを目的として活動している団体です。東京都盲ろう者支援センターの運営、通訳・介助者の派遣・養成、相談支援など、多岐にわたる事業を展開しています。
本件に関するお問い合わせ先
認定NPO法人 東京盲ろう者友の会(担当:事務局)
- TEL:03-6228-1282 (受付時間:平日 9:30〜17:00)
- E-mail:tokyo-db@tokyo-db.or.jp

