障害のある方の「可能性は無限大」!パラスポーツ次世代ホープ発掘事業とは

東京都では、パラスポーツに興味を持つ方や、競技スポーツに挑戦したいと考える障害のある方々を対象に、「パラスポーツ次世代ホープ発掘事業」を展開しています。この事業は、参加者が自身の特性を体力測定で知り、様々な競技を体験する機会を提供するものです。

過去には、この事業をきっかけに東京2020パラリンピックやパリ2024パラリンピックに出場した選手もいるとされています。国際大会出場を目指す方から、パラスポーツが初めての方まで、誰もが気軽に参加できるプログラムが用意されています。

参加必須!体力測定会・競技体験会で自分の特性を知る

第1回 体力測定会・競技体験会の詳細

「体力測定会・競技体験会(第1回)」では、午前中に体力測定を行い、午後に競技体験を実施します。体力測定では、20m走、握力、ボール投げなどを通じて、現在の身体能力を客観的に把握し、今後の活動に活かすことができます。

体育館のような場所で、大人がマスクを着用ししゃがんで、赤いベストを着た子どもに何かを指導している場面。

午後の競技体験では、パラリンピックやデフリンピックの競技を含む約30種目の中から複数のパラスポーツを体験できます。競技団体によるサポートのもと、自分に合った競技を見つける絶好の機会です。

屋内の射撃場で、青いベストを着た人物がライフルを構え、標的に向かって集中して射撃している様子。

また、測定会や体験会の結果、障害の程度などを踏まえ、専門家や競技団体と競技を始めるための相談ができる「競技相談」の機会も設けられています。

体育館内で開催されているイベントで、人々が相談コーナーに集まっている様子。

日程 会場 申込締切
令和8年9月26日(土曜日)10:00~17:00 東京ドームスポーツセンター東久留米(東久留米市大門町2丁目14-37) 令和8年8月23日(日曜日)

会場へのアクセスはこちらから確認できます。
東京ドームスポーツセンター東久留米 アクセス

スポーツ用義足・車いす体験会で専門的なサポートを

下肢障害のある方必見!用具体験の詳細

「スポーツ用義足・車いす体験会」は、下肢に障害がある方を対象としています。義肢装具士などの専門家がサポートし、参加者の状態に合わせたスポーツ用義足や車いすを用意してくれます。

当日は、これらの用具を使って、立ち方、歩き方、走り方、様々な車いすの扱い方について、個別に丁寧な指導を受けられます。日頃、スポーツ用義足や車いすを使用する機会のない方にとって、貴重な体験となるでしょう。

義足を装着したアスリートたちが集まり、一人が義足の調整を受けている場面。

屋外のグラウンドで、数人の人々が運動している様子。一部の参加者は義足を使用している。

体育館で車椅子に乗った大人と子供が、オレンジ色のコーンを使って車椅子操作の練習をしている様子。

日程 会場 申込締切
令和8年11月15日(日曜日)10:00~17:00 東京都立王子特別支援学校(北区十条台1-8-41)ほか 令和8年8月23日(日曜日)

会場へのアクセスはこちらから確認できます。
東京都立王子特別支援学校 アクセス

参加対象者と申込方法

誰が参加できる?応募条件と具体的なステップ

本事業の対象者は、以下の条件をすべて満たす方です。障害者手帳の有無は問いません。

  1. 大会出場を目指す意思があるなど、継続して競技スポーツに取り組みたい方
  2. 都内在住・在学・在勤のいずれかに該当する方
  3. 令和8年度末で年齢が概ね10歳から45歳までの方(スポーツ用義足・車いす体験会は、年齢が概ね10歳以上で下肢障害のある方が対象)
  4. 肢体不自由、視覚障害、知的障害、聴覚障害のいずれかの障害のある方

申込方法

お申し込みは、公式ホームページの入力フォームまたは郵送で受け付けています。

  • インターネットによる申し込み
    公式ホームページの入力フォームからお申し込みください。
    公式ホームページ
    白と黒の正方形のパターンで構成されたQRコードの画像。

  • 郵送による申し込み
    公式ホームページから申込用紙をダウンロードし、必要事項を記入の上、以下の送付先へお送りください(当日消印有効)。

    送付先:
    〒101-0051東京都千代田区神田神保町3-10-2共立ビル4F
    令和8年度「東京都パラスポーツ次世代ホープ発掘事業」事務局 宛

問い合わせ先:

  • 問合せ専用ダイヤル:03-6272-5576(平日10時~17時)

  • 問合せメールアドレス:info@next-para-hope.com

さらなるステップアップへ!パラスポーツ関連の講習会とレンタル事業

競技スポーツ継続をサポートする講習会

体力測定会・競技体験会に参加した方が競技スポーツ活動を継続できるよう、以下の講習会が実施されます。座学講習会は、どなたでも申し込むことができます。

  • 座学講習会

    • 日程:令和8年8月1日(土曜日)

    • 場所:東京都多摩障害者スポーツセンター

    • 内容:スポーツにあまり馴染みのない方でも楽しめる内容から、パラスポーツの各競技につながる講習を行います。

    黒いポロシャツを着た男性が、プロジェクターに映し出された資料を指しながら説明している様子。

  • トレーニング実技講習会

    • 日程:

      • ①令和9年1月31日(日曜日)

      • ②令和9年2月14日(日曜日)

    • 場所:

      • ①東京都障害者総合スポーツセンター

      • ②東京都パラスポーツトレーニングセンター

    • 内容:専門家の指導のもと、スポーツ医科学に基づいたトレーニング方法や理論を学べます。

    複数の人が人体模型の骨格標格を囲んで学習している様子。

    複数の若者が室内でレジスタンスバンドを使ってトレーニングをしている様子。

スポーツ用車いすレンタル事業で競技を始めるハードルを下げる

下肢に障害がある方を対象に、スポーツ用車いすのレンタル事業が通年で実施されています。陸上競技用、バスケットボール用、テニス用、バドミントン用、子ども用マルチタイプなど、様々な種類の車いすが無料でレンタル可能です。

車いすの貸出に関する詳細情報が記載されている画像。

東京都障害者スポーツ協会が提供するスポーツ用車いすレンタルサービスを宣伝する画像。

利用を希望する方は、公式ホームページ内のフォームから申し込むことができます。
スポーツ用車いすレンタル事業の詳細

まとめ:あなたの可能性を広げるパラスポーツへの招待

東京都が推進する「パラスポーツ次世代ホープ発掘事業」は、障害のある方々が自身の可能性を最大限に引き出し、新たなスポーツに挑戦するための素晴らしい機会です。体力測定や競技体験会、スポーツ用義足・車いす体験会を通じて、自分にぴったりのパラスポーツを見つけ、競技者としての第一歩を踏み出してみませんか。

この取り組みは、「2050東京戦略」の「戦略16 スポーツ『スポーツでつながる』」を推進するもので、誰もがスポーツを通じてつながり、豊かな生活を送れる社会を目指しています。
2050東京戦略

ぜひこの機会に参加を検討し、パラスポーツの世界であなたの輝く未来を切り開いてください。

Written by

菅間 大樹

findgood編集長、株式会社Mind One代表取締役
雑誌制作会社、広告代理店、障害者専門人材サービス会社を経て独立。
ライター・編集者としての活動と並行し、就労移行支援事業所の立ち上げに関わり、管理者も務める。職場適応援助者(ジョブコーチ)養成研修修了。
著書に「経営者・人事担当者のための障害者雇用をはじめる前に読む本」(Amazon Kindle「人事・労務管理」「社会学」部門1位獲得)がある。
https://www.amazon.co.jp/dp/B0773TRZ77