https://amzn.to/4udzMLQ「ふつう」ってなんだろう?共生社会のヒントが詰まった絵本『モプーはヘンダ』
2026年5月27日(水)、株式会社KADOKAWAより、文筆家・伊藤亜和氏の初の絵本『モプーはヘンダ』(作:伊藤亜和、絵:出口かずみ)が刊行されます。本作は、「ふつう」とは何か、そして多様な個性をどのように受け入れるかという問いを投げかけ、あたたかな友情と思いやりを描いています。「第19回わたくし、つまりNobody賞」を受賞した伊藤亜和氏と、世界的権威のある「The White Ravens」に選定された人気絵本作家・出口かずみ氏がタッグを組んだ注目作です。

見た目の違いから「ヘンダ」と呼ばれてしまうモプーの物語
主人公は、チョコレート色の肌と羊のようなもこもこした髪を持つ小さな男の子、モプーです。

モプーは初めての学校をとても楽しみにしていましたが、登校するなり周りの人から「ヘンダ(変だ)」と注目されてしまいます。すると、謎の生き物「ヘンダ」がモプーの頭に絡みついてしまいました。学校では、自分たちとは異なる容姿や、「らしくない」言動をするモプーに対し、友達は悪気なく「ヘンダ」と言います。そのたびに、モプーの頭はどんどん大きくなり、ついには家から出られなくなってしまいます。

この物語は、見た目や行動が「多数派と違う」というだけで向けられる無意識の差別や、それによって当事者が感じる心の負担を象徴的に描いています。障害福祉に関心のある方々にとっても、多様な人々が社会で直面する困難を理解し、共感するきっかけとなるでしょう。
友情と思いやりが育むインクルーシブな社会
モプーの物語は、単に困難を描くだけではありません。違いを認め、相手を思いやる心がいかに大切かを教えてくれます。子どもたちがこの絵本を通じて、他者との「ちがい」を理解し、多様な個性を尊重する心を育むことは、誰もが安心して暮らせるインクルーシブな社会を築く上で不可欠です。


この絵本は、子どもたちだけでなく、親や教育者が多様性について語り合うための貴重なツールとなるでしょう。障害のあるなしに関わらず、一人ひとりが持つユニークな「ふつう」を認め合うことの重要性を、温かい物語を通して伝えます。
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話題の文筆家・伊藤亜和氏と人気絵本作家・出口かずみ氏の魅力
本作を手がけるのは、それぞれの分野で注目を集める二人の才能です。
第19回わたくし、つまりNobody賞受賞!文筆家・伊藤亜和氏
作者の伊藤亜和氏は、noteに投稿されたエッセイ「パパと私」が2023年の父の日にX(旧Twitter)で大きな話題となり、糸井重里氏やジェーン・スー氏ら著名人から高い評価を受け、文筆家としてデビューしました。現在、数々の連載を抱え、テレビやラジオでも活躍中です。2026年2月には「第19回(池田晶子記念)わたくし、つまりNobody賞」を受賞するなど、その言葉は多くの人々の心に響いています。
伊藤亜和氏のInstagram:
https://www.instagram.com/awaito_/
伊藤亜和氏のX:
https://x.com/LapaixdAsie
独特のユーモアと優しい世界観を創る絵本作家・出口かずみ氏
作画を担当するのは、画家、イラストレーター、絵本作家として活躍する出口かずみ氏。独特のユーモアと、完璧でなくても優しく生きられるというメッセージ性が特徴です。大人気シリーズ「うろおぼえ一家」は現在5作目まで刊行されており、1作目の『うろおぼえ一家のおかいもの』は、ミュンヘン国際児童図書館が世界中から優れた児童書を選定する国際推薦リスト「The White Ravens」に選定されるなど、国内外で高い評価を得ています。
書誌情報:『モプーはヘンダ』を手に入れる
この心温まる物語をぜひ手に取ってみてください。
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書名:モプーはヘンダ
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作:伊藤亜和
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絵:出口かずみ
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定価:1,870円(本体1,700円+税)
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発売日:2026年5月27日(水)
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判型:A4変形判
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ページ数:32ページ
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ISBN:978-4-04-117465-4
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発行:株式会社KADOKAWA
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KADOKAWA児童書ポータルサイト「ヨメルバ」書誌詳細ページ:
https://yomeruba.com/product/pic-book/ehon/322601001419.html
まとめ:絵本から始まる多様性への理解と共生社会への対話
『モプーはヘンダ』は、子どもたちが多様性を受け入れ、他者を思いやる心を育むための第一歩となる一冊です。障害福祉の視点からも、誰もが自分らしく生きられる社会の実現に向けた大切なメッセージが込められています。この絵本を通じて、家庭や教育現場で「ふつう」とは何か、そして「ちがい」を豊かさと捉える視点について語り合うきっかけが生まれることを期待します。

