当事者発想とインクルーシブデザインで未来を共創!日建設計×CULUMU特別イベント

「多様性」や「包摂性」が社会の様々な分野で重要視される現代において、障害福祉やまちづくり、組織開発の現場では、いかにして真の価値を創造し、社会に実装していくかが問われています。この課題に対し、インクルーシブデザインスタジオCULUMUと株式会社日建設計がタッグを組み、共創イベント「『当事者発想』× NIKKEN Inclusive Design」を開催します。

このイベントは、新刊書籍『当事者発想 あなたの誰かのためは、何のためか?』の出版を記念し、「当事者とともに考える」という視点から、建築・都市・組織における新たな価値創造のあり方を探求するものです。単なる思想の紹介に留まらず、具体的な実践との接続を通じて、社会実装の可能性を深く議論する貴重な機会となるでしょう。

【開催概要】障害福祉とデザインの未来を語る共創イベント

日建設計とCULUMUによる共創イベント「当事者発想 × インクルーシブデザイン by NIKKEN Inclusive Design & CULUMU」は、2026年5月13日(水)に日建設計の共創プラットフォーム「PYNT(ピント)」竹橋で開催されます。

当事者発想 インクルーシブデザイン セミナー告知ポスター

このイベントでは、書籍『当事者発想』の執筆者3名と日建設計のインクルーシブデザインチームが登壇し、多角的な視点から議論を深めます。障害福祉に携わる方々はもちろん、建築・都市開発、組織開発に関心のある方々にとっても、新たな気づきと学びが得られるはずです。

amazon:当事者発想 あなたの「誰かのため」は、何のためか?

イベントへの参加申し込みは、以下のリンクから可能です。
イベントのお申し込みはこちらから: https://peatix.com/event/4969863/view

イベント詳細

  • イベント名: 当事者発想 × インクルーシブデザイン by NIKKEN Inclusive Design & CULUMU

  • 日時: 2026年5月13日(水)17:00〜19:00

  • 会場: 日建設計 共創プラットフォーム「PYNT(ピント)」竹橋

  • 住所: 東京都千代田区一ツ橋1丁目1−1 パレスサイドビル 5階

  • 形式: 現地開催

  • 主催: 日建設計 インクルーシブデザインラボ、CULUMU

「配慮」から「価値創造」へ!インクルーシブデザインの新たな地平とは?

近年、企業活動やまちづくりにおいて「多様性」や「包摂性」が重視される一方で、それらが単なる「配慮」に留まり、真の価値創出へと繋がっていないケースも少なくありません。書籍『当事者発想』は、「誰かのため」という善意の設計を問い直し、当事者の視点から問いそのものを再構築することを提案しています。

一方、日建設計では、当事者参画を前提としたインクルーシブデザインの実践が進められており、設計プロセスの中に「共創」を組み込む取り組みが広がっています。

本イベントは、こうした思想と実践を接続し、社内外に開かれた共創の場として位置づけられています。障害福祉の視点から、いかにして社会全体のデザインを更新していくか、そのヒントがここにあります。

豪華登壇者が語る!建築・都市・組織の未来を拓くセッション

イベントでは、書籍『当事者発想』の執筆者と日建設計のインクルーシブデザインチームが登壇し、専門的な知見と実践例を交えながら議論を展開します。予定されているプログラムは以下の通りです。

プログラム(予定)

  • 17:00–17:30: 書籍『当事者発想』執筆者によるプレゼンテーション

  • 17:30–17:40: 日建設計によるインクルーシブデザインの取り組み紹介

  • 17:40–18:00: 執筆者 × 日建設計によるトークセッション

    • 書籍の思想と実務の知見を往復しながら、「当事者発想」が建築・都市・組織にどのように実装されうるかを多角的に議論します。
  • 18:00–19:00: 懇親会

    • 軽食やお飲み物が用意され、参加者間の交流を深めることができます。

登壇者

  • 佐藤 徹: STYZ CEO室長/デザインリサーチャー

  • 川合 俊輔: CULUMU代表/デザイナー/研究者

  • 各務 太郎: 株式会社SEN代表/建築家/Identity Academy理事

  • 西 勇(日建設計): 日建設計インクルーシブデザインラボ所属/一級建築士

インクルーシブデザインスタジオCULUMUとは?共創を加速する専門家集団

株式会社STYZが運営するインクルーシブデザインスタジオCULUMUは、高齢者や障がい者、外国人など、多様な当事者と共創し、事業開発を支援する専門家集団です。その最大の特徴は、5,000以上の非営利団体とのネットワークを活かした独自の調査パネルにあります。

CULUMUの事業内容スライド

これまでリーチが困難だった人々とのマッチングや定性調査を可能にし、その仕組みは「当事者と近い距離で開発を支援する」と高く評価され、2024年度グッドデザイン賞を受賞しました。大手企業からスタートアップまで100件以上の取引実績があり、NPOや研究機関などのパートナーと共に、社会課題解決やDE&I(多様性、公平性、包摂性)を推進するプロジェクトを多数手掛けています。

CULUMUの活動は、障害福祉の分野において、当事者の声を直接反映したサービスやプロダクトの開発を加速させる重要な役割を担っています。

CULUMU公式サイト: https://culumu.com/

日建設計の共創プラットフォーム「PYNT」とは?

イベント会場となる「PYNT(ピント)」は、2023年4月にオープンした日建設計が運営する共創プラットフォームです。社会を共有財の視点で見つめ直し、思い描いた未来を一歩ずつ社会に実装することを目指しています。

まちの暮らしにある「違和感」を一人一人が関われる共有財として捉え直し、イベント・展示・実験などを通して社会との接続を図っています。PYNTは、多様な人々が集い、新たなアイデアや解決策を生み出すための開かれた場として機能しています。

PYNT公式サイト: https://www.nikken.jp/ja/about/pynt.html

イベント参加で得られるベネフィット:あなたの「問いの立て方」が変わる!

このイベントを通じて、参加者は以下の重要な視点と知見を得ることができます。

  • 「配慮」で終わらせない、真の価値を生み出す設計とは何か

  • 当事者の声を価値創出の起点として捉える視点

  • インクルーシブデザインの実装フェーズの現在地

思想と実践を往復しながら、「問いの立て方そのものを更新する」ことを目指すこのイベントは、障害福祉、建築、都市計画、組織開発など、様々な分野で社会変革を目指す方々にとって、きっと大きなヒントとインスピレーションをもたらすでしょう。未来の社会を共創するために、ぜひこの機会にご参加ください。

株式会社STYZ コーポレートサイト: https://styz.io/
ドネーションプラットフォーム事業(Syncable): https://syncable.biz/
テクノロジー事業(STYZ Tech): https://styz.io/tech

 

Written by

菅間 大樹

findgood編集長、株式会社Mind One代表取締役
雑誌制作会社、広告代理店、障害者専門人材サービス会社を経て独立。
ライター・編集者としての活動と並行し、就労移行支援事業所の立ち上げに関わり、管理者も務める。職場適応援助者(ジョブコーチ)養成研修修了。
著書に「経営者・人事担当者のための障害者雇用をはじめる前に読む本」(Amazon Kindle「人事・労務管理」「社会学」部門1位獲得)がある。
https://www.amazon.co.jp/dp/B0773TRZ77