ジャパンパラ陸上競技大会2026での輝かしい活躍

「ジャパンパラ陸上競技大会2026」は、障がい者陸上競技のトップアスリートたちが集結し、熱い戦いを繰り広げる国内最高峰の大会の一つです。この舞台で、東京パワーテクノロジー所属の2選手が素晴らしい成績を収めました。

加藤茜選手が日本記録更新!3種目で圧倒的な強さ

知的障がい(T20クラス)の加藤茜選手は、今大会で圧倒的なパフォーマンスを披露しました。

加藤選手がゴールしたような写真

  • 女子100m(T20クラス): 12秒41で優勝。この記録は日本新記録であり、大会新記録でもあります。

  • 女子200m(T20クラス): 予選で25秒82の大会新記録を樹立し、決勝でも26秒03で優勝。

  • 女子400m(T20クラス): 1分00秒34で自己ベストを更新し、優勝。

加藤選手は出場した全3種目で優勝という快挙を達成し、特に100mでの日本記録更新は、今後のさらなる活躍を期待させる結果となりました。

加藤茜選手ポートレート

門脇翠選手も堂々の入賞!さらなる飛躍に期待

感音性難聴(T00クラス)の門脇翠選手も、自身の力を存分に発揮しました。

門脇選手が走っている写真

  • 女子200m(T00クラス): 28秒88で3位入賞。

  • 女子100m(T00クラス): 13秒89で4位入賞。

門脇選手は2種目で入賞を果たし、デフリンピック出場経験もある実力者としての存在感を示しました。

門脇翠選手ポートレート

選手のコメントから伝わる熱い想いと今後の目標

大会を終えた両選手からは、応援への感謝と今後の競技への意欲が語られました。

加藤茜選手「応援が力に、次はアジアパラ派遣標準突破へ」

加藤選手は「2日間を通して、多くの皆さまに応援いただき、本当に力になりました。今大会では2種目で自己ベストを更新することができ、応援の後押しを強く感じています」と感謝の気持ちを述べました。また、「自分が思い描いていた目標タイムにはまだ届かず、悔しさも残る大会となりました。次は関西実業団、そして日本パラに向けて、さらに上を目指して頑張ります。日本パラでは400メートルでアジアパラ派遣標準突破を目指して挑戦したいと思います」と、次なる目標を力強く語りました。

門脇翠選手「デフリンピックからの手応え、日本選手権へ」

門脇選手は「2日間の競技を終えて、デフリンピックから少しずつ自分の体の状態が戻ってきている手応えを感じています。今回の200メートルでは、自分の中で設定していた目標をクリアすることができました」と、自身のパフォーマンスに手応えを感じている様子でした。一方で、「まだ力を出し切れていない部分や、レースのまとめ方に課題も感じており、今後に向けての伸びしろも見えた大会だったと思います。次は日本選手権で100メートルに出場予定なので、今回のレースを上回る走りができるように頑張りたいです」と、今後の課題と目標を明確にしました。

東京パワーテクノロジーが推進するD&Iと障がい者アスリート支援

東京パワーテクノロジーは、エネルギー事業を中心に幅広い事業を展開する企業でありながら、D&I推進に積極的に取り組んでいます。障がい者アスリートの採用はその一環であり、「多様な価値観や経験を有する人財の活躍が、新たな価値の創出に繋がる」という考えのもと、共生社会の実現を目指しています。

集合写真

企業が掲げる「多様な人材が活躍できる環境づくり」

同社は「女性活躍・障がい者雇用」のさらなる推進や、障がい者へのスポーツ支援を通じて、企業価値の創造と共生社会の実現を目指しています。現在、門脇翠選手、加藤茜選手を含む計6名の障がい者アスリートをサポートしており、アスリートたちは競技での活躍だけでなく、社内外のイベントや情報発信を通じて、挑戦する姿勢や多様性を尊重する価値観を広めています。これにより、障がい者スポーツへの理解促進や社内のダイバーシティに対する意識向上にも貢献していると言えるでしょう。

日本デフ陸上競技協会等との連携で広がる支援の輪

東京パワーテクノロジーは、日本デフ陸上競技協会とのパートナーシップ契約や、日本ろう者サッカー協会とのシルバーパートナー協定を締結し、障がい者スポーツの発展と普及を積極的に支援しています。このような企業と競技団体との連携は、アスリートが競技に集中できる環境を整え、さらなる高みを目指す上で不可欠な要素です。

東京パワーテクノロジーのD&Iに関する取り組みや、所属アスリートについての詳細は、以下のリンクから確認できます。

まとめ:共生社会実現へ向けた一歩

加藤茜選手と門脇翠選手の「ジャパンパラ陸上競技大会2026」での活躍は、私たちに多くの感動と希望を与えてくれました。そして、その活躍を支える東京パワーテクノロジーのD&I推進と障がい者アスリート支援は、多様な人々が共に生き、活躍できる共生社会の実現に向けた重要な一歩と言えます。

障がい者スポーツは、競技としての魅力だけでなく、社会全体に多様性への理解と受容を促す大きな力を持っています。今後も、このような企業による支援が広がり、より多くのアスリートが輝ける社会になることを期待します。

Written by

菅間 大樹

findgood編集長、株式会社Mind One代表取締役
雑誌制作会社、広告代理店、障害者専門人材サービス会社を経て独立。
ライター・編集者としての活動と並行し、就労移行支援事業所の立ち上げに関わり、管理者も務める。職場適応援助者(ジョブコーチ)養成研修修了。
著書に「経営者・人事担当者のための障害者雇用をはじめる前に読む本」(Amazon Kindle「人事・労務管理」「社会学」部門1位獲得)がある。
https://www.amazon.co.jp/dp/B0773TRZ77