パラリンピアン二條実穂氏が子どもたちに届ける「夢の力」プロジェクト
元プロ車いすテニスプレイヤーである二條実穂氏が、自身の出身地である北海道の小中学生を対象に「夢の力」を伝える授業を行う「二條実穂 Dream Power Project」は、2023年にスタートしました。講演や意見交換を通じて、夢を持つこと、そしてどんな困難があっても諦めずに挑戦することの重要性を伝えています。また、多様性を尊重することへの理解を深めることもプロジェクトの大きな目的の一つです。
これまでに3年間で、深川市・旭川市・札幌市の小学校(高学年対象)と中学校のべ101校、累計約14,100名の子どもたちがこの授業に参加しました。二條氏自身の経験に基づいた話は、多くの子どもたちに勇気と学びを与えてきました。
4年目を迎える「二條実穂 Dream Power Project 2026」の進化
プロジェクト開始から4年目となる2026年度は、深川市、旭川市、札幌市の計33校で授業が開催されます。特に注目されるのは、新たに「ダイバーシティ」をテーマとした授業の提供範囲が拡大された点です。この授業では、パラリンピックの意義である「発想の転換」「創意工夫」「多様性」「バリアフリー」の4つの視点を通して、誰もが快適に過ごせる美しい社会を共に創り出すことについて考え、体験します。
パラリンピアンが語る「多様性」の重要性
「多様な人々とのコミュニケーションの大切さを考え、誰もが自分らしく輝ける社会の実現に向けて、一人ひとりが考えるきっかけにしたい」という二條氏の思いから、この「ダイバーシティ」授業はワークショップ形式で開発されました。参加する子どもたちは、柔軟な発想の可能性を体感し、他者との意見交換を通じて創意工夫を深め、チームワークの大切さと多様性の関わりを学びます。
2025年度にこの授業に参加した学校からは、「多様性や平等について、誰とでも楽しく学んだり遊んだりできること、そして発想の転換についてたくさん考える機会になった」といった肯定的な声が寄せられており、子どもたちの学びを深める効果が期待されています。
北海道の子どもたちが学ぶ、夢と共生の未来
2026年度の授業は、5月14日(木)の深川市内学校を皮切りに、2026年12月までの期間で実施されます。対象は、北海道深川市、旭川市、札幌市の小学校(5・6年生)、中学校、中等教育学校、義務教育学校、特別支援学校の生徒たちです。各市教育委員会との連携のもと、対象校からの応募・抽選によって実施校が決定されました。
具体的な日程は以下の通りです。
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深川市: 2026年5月14日(木)〜5月15日(金)
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旭川市: 2026年8月25日(火)~8月28日(金)
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札幌市:
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2026年6月24日(水)~6月26日(金)
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2026年7月21日(火)~7月23日(木)
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2026年9月16日(水)~9月18日(金)
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2026年10月7日(水)~10月9日(金)
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2026年12月16日(水)~12月18日(金)
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二條実穂氏の軌跡とメッセージ:障害を乗り越える力
北海道深川市出身の二條実穂氏は、23歳の時に建築現場での事故により脊髄を損傷し、車いす生活となりました。しかし、退院後すぐに始めた車いすテニスで才能を開花させ、数多くの世界大会に出場するプロプレイヤーとして活躍。2016年のリオデジャネイロパラリンピックでは、ダブルスで4位入賞という輝かしい成績を収めました。
2019年5月に現役を引退した後も、講演活動や車いすテニス教室の開催、東京2020大会でのテレビ中継競技解説、東京都のパラ応援大使を務めるなど、パラスポーツの発展・振興やバリアフリー推進に積極的に貢献しています。
二條氏からは、子どもたちへの温かいメッセージが寄せられています。
「プロとして活動した現役時代から多くの皆さまに支えていただいた恩返しとして、これからの未来を創っていく子どもたちへのエールとなるよう力を届けたい。そうした想いのもと、小中学校などを対象に授業を行う『二條実穂 Dream Power Project』を、2023年に立ち上げました。
この授業では、夢を持つこと・諦めずに挑戦することの大切さや、自分以外の様々な人について考え、互いに尊重しあうことの大切さについて理解を深めるなど、自分が経験してきたことやアスリートとしての体験をもとに伝えています。これまで自分自身が周りの人々から頂いた言葉で勇気づけられてきたように、私の話を聞いてくれた子どもたちの心に何か一つでも残るものがあり、それが前を向くきっかけや、夢に近づく一歩となればうれしいです。子どもたちが自分の持っている可能性を信じ、希望を持って日々を歩み、誰もが快適に過ごせる美しい社会を創ることにつなげられるよう尽力したいと考えています。」
シグマクシス・グループが目指す「美しい明日」と障害福祉への貢献
本プロジェクトを支援するシグマクシス・グループは、「CREATE A BEAUTIFUL TOMORROW TOGETHER (美しい明日を共に創る)」というパーパスを掲げています。二條実穂氏のほか、齋田悟司氏(車いすテニス)、土田真由美氏(車いすバスケットボール)、江島大佑氏(パラ水泳)の4名がアスリートとして所属し、競技への取り組みに加え、パラスポーツの認知向上と振興、バリアフリー社会の実現を目指した活動にも参画しています。
シグマクシス・グループは、本プロジェクトを通じて、未来を担う子どもたちが夢を持ち、多様性を理解し、いきいきと暮らすことができる豊かな社会の創出に貢献することを目指しています。企業として社会課題解決に取り組む姿勢は、障害福祉分野におけるより良い未来への希望を示しています。
シグマクシス・グループの活動については、以下の公式HPで詳細を確認できます。
https://www.sigmaxyz.com/

