アクセシビリティ共創で社会をより良くする「PLAYWORKS認定リードユーザー・アクセシビリティ共創サービス」

PLAYWORKS株式会社は、アクセシビリティに関する専門知識を持つ「PLAYWORKS認定リードユーザー」と共に、製品・Web・空間・サービスのアクセシビリティを評価し、改善策を提案する新サービス「PLAYWORKS認定リードユーザー・アクセシビリティ共創サービス」をスタートさせました。このサービスは、より多くの人々にとって使いやすい体験づくりを支援することを目的としています。

PLAYWORKS認定リードユーザー・アクセシビリティ共創サービス

ガイドラインやチェックリストだけでは見落とされがちな実際の利用体験における課題を、リードユーザーとの共創を通じて発見し、具体的な改善へとつなげることが可能になります。

「PLAYWORKS認定リードユーザー」とは?

「PLAYWORKS認定リードユーザー」とは、視覚障害のある大学生を対象とした「PLAYWORKS認定リードユーザー育成プログラム」の修了生です。彼らはインクルーシブデザインやアクセシビリティの知識を習得し、自身の障害特性を理解した上で、利用体験を通じて感じた使いにくさや課題を具体的に言語化できる専門家です。単なるモニターではなく、アクセシビリティ向上や新たな価値創出に貢献するフィードバックを提供します。

現在、第3期育成プログラムが進行中であり、2026年度中には約18名の認定リードユーザーが誕生する予定です。将来的には視覚以外の障害にも対象を広げることが計画されています。

PLAYWORKS認定リードユーザーのインタビュー動画はこちらでご覧いただけます。

サービスの主な特徴と提供メニュー

このサービスは、企業が抱えるアクセシビリティの課題や目的に応じて、柔軟に対応できる3つのメニューを提供しています。

サービスの特徴

  1. 認定リードユーザーによる実利用評価
    アクセシビリティに関する専門知識を持つPLAYWORKS認定リードユーザーが、製品・Web・空間・サービスを実際に利用・体験し、具体的な使いにくさや課題を言語化します。
  2. 製品・Web・空間・サービスまで横断的に対応
    Webサイトやアプリに留まらず、製品、施設、店舗、イベント、接客、案内表示など、利用者とのあらゆる接点を横断的に評価します。
  3. 課題発見から改善策の提案まで支援
    単に課題を指摘するだけでなく、改善の優先度や具体的な改善策を整理し、より多くの人々にとって使いやすい体験づくりを包括的に支援します。

このサービスが役立つ企業

以下のような企業や組織に特におすすめのサービスです。

  • 製品やサービスのアクセシビリティを高めたい企業

  • Webサイトやアプリの使いやすさを改善したい企業

  • 商業施設、ホテル、ミュージアム、公共施設、イベントなどの運営者

  • D&I、DEI、サステナビリティ、SDGsを推進する部門

  • 障害のある社員の視点を事業やサービス改善に活かしたい企業

提供メニュー

本サービスは、課題や目的に合わせて以下の3つのメニューから選択できます。

  1. リードユーザーと学ぶ アクセシビリティ体験ワークショップ
    アクセシビリティを自分事として学ぶための、2〜3時間のオンラインワークショップです。視覚障害のあるPLAYWORKS認定リードユーザーが、製品やWebサイトをリアルタイムで体験し、フィードバックを提供します。参加者は実際の利用体験を観察することで、アクセシビリティの課題や改善の視点を学びます。製品の提供やWebサイトの画面共有を通じて実践的に学べます。協力企業も募集しています。
  2. リードユーザーと実践する アクセシビリティ研修
    アクセシビリティを自社の事業や業務に取り入れるための半日の対面研修です。認定リードユーザーが講師として参加し、自社の製品やWebサイト、空間、サービスなどを体験します。参加者はリードユーザーの利用体験を観察・対話することで課題を発見し、具体的な改善策を考案します。
  3. リードユーザーによる アクセシビリティ調査
    リードユーザーが自社製品やWebサイト、空間、サービスを実際に利用・体験し評価します。情報取得、操作性、移動、コミュニケーション、心理的負担などの観点から利用体験に基づく課題を抽出し、調査結果を基に課題の整理、改善の優先度、具体的な改善策が提案されます。ガイドラインチェックに限定されない、実利用に即した課題発見が強みです。

開催決定!アクセシビリティ体験ワークショップで実践的に学ぶ機会

サービス開始に合わせ、「PLAYWORKS認定リードユーザーと学ぶ アクセシビリティ体験ワークショップ」が開催されます。今回はエレコム株式会社の協力のもと、「触覚フィードバック搭載 モバイルバッテリー」をテーマに、視覚障害のあるPLAYWORKS認定リードユーザーによる体験とフィードバックが行われます。

アクセシビリティ体験ワークショップ

「PLAYWORKS認定リードユーザーと学ぶ アクセシビリティ体験ワークショップ」概要

  • 日時: 2026年6月17日(水)18:30〜21:30

  • 場所: オンライン(Zoom)

  • 認定リードユーザー: 2名

  • 定員: 8名

  • 参加費: 2,000円(早割1,000円)

  • 製品: 触覚フィードバック搭載 モバイルバッテリー

  • 協力: エレコム株式会社

  • 詳細: https://playworks2606a11y.peatix.com/

PLAYWORKS代表が語るアクセシビリティの重要性

PLAYWORKS株式会社 代表取締役のタキザワケイタ氏は、アクセシビリティを「誰かのための特別な対応ではなく、より多くの人に拓かれた製品・サービス・体験をつくるための重要な視点」と語っています。企業側だけで考えていては見えにくい、多様なユーザーが感じる迷いや不安、必要な工夫を、障害のあるリードユーザーとの共創を通じて発見し、企業の価値創出へとつなげていくという強いメッセージが込められています。

インクルーシブデザインで社会貢献をリードするPLAYWORKS株式会社

PLAYWORKS株式会社 ロゴ

PLAYWORKS株式会社は、障害者など多様なリードユーザーとの共創からイノベーションを創出する、インクルーシブデザイン・コンサルティングファームです。インクルーシブデザイン、サービスデザイン、ワークショップの豊富な経験とノウハウ、そしてリードユーザーコミュニティを活用し、新規事業・サービス・製品開発、人材育成、組織開発を伴走支援しています。アクセシビリティや合理的配慮に関するコンサルティングや研修にも実績があります。

同社のウェブサイトはこちらです: https://playworks-inclusivedesign.com/

サービスに関するお問い合わせ・詳細情報

本サービスについて詳しく聞きたい方、実施内容の相談、実績の確認、見積もり希望の方は、以下の問い合わせフォームから気軽に連絡が可能です。

お問い合わせフォーム

また、PLAYWORKSではインクルーシブデザインの基本と実践事例を解説するYouTube動画も公開しています。

インクルーシブデザイン解説動画

この新しいアクセシビリティ支援サービスは、合理的配慮が義務化された現代において、企業が多様なニーズに応え、よりインクルーシブな社会を築くための強力な一歩となるでしょう。障害福祉に関心のある方々にとって、企業やサービスの取り組みがどのように変化していくのか、今後も注目していきたいところです。

Written by

菅間 大樹

findgood編集長、株式会社Mind One代表取締役
雑誌制作会社、広告代理店、障害者専門人材サービス会社を経て独立。
ライター・編集者としての活動と並行し、就労移行支援事業所の立ち上げに関わり、管理者も務める。職場適応援助者(ジョブコーチ)養成研修修了。
著書に「経営者・人事担当者のための障害者雇用をはじめる前に読む本」(Amazon Kindle「人事・労務管理」「社会学」部門1位獲得)がある。
https://www.amazon.co.jp/dp/B0773TRZ77