日常から認知症を考えるきっかけに!日本福祉大学の学生が「啓発トイレットペーパー」を制作
高齢化が進む現代において、認知症は私たちにとって身近な社会課題の一つです。しかし、「どう接したら良いか分からない」「どこに相談すれば良いのか知らない」といった声も多く聞かれ、認知症に対する理解不足が課題となっています。
このような状況に対し、日本福祉大学の学生たちが立ち上がりました。彼らが着目したのは、誰もが毎日使う「トイレットペーパー」です。日用品を通じて自然に認知症について知るきっかけを提供することを目指し、「認知症啓発トイレットペーパー」を制作しました。
このトイレットペーパーには、認知症に関する基本的な知識や相談窓口、認知症の方との適切な接し方などが分かりやすく掲載されています。さらに、オリジナルキャラクター「ミマモロウ」がデザインされており、親しみやすい形で情報を届ける工夫が凝らされています。

認知症予防とケアのヒントも満載
試作品の画像からは、認知症予防に効果的とされる食事(特に魚介類)に関するクイズや、「認知症ケアで大切な6つのこと」といった具体的な情報が読み取れます。例えば、「否定しない・訂正しない」「相手のペースに合わせる」といった接し方の基本や、「家族に寄り添い、支える」といった介護者の負担軽減の重要性も記されており、多角的な視点から認知症への理解を促す内容となっています。
2026年9月の「世界アルツハイマーデー」に向けて、公共施設への設置を目指す
本プロジェクトでは、2026年9月の「認知症月間」および9月21日の「世界アルツハイマーデー」に合わせて、この啓発トイレットペーパーを広く普及させることを目指しています。具体的には、愛知県知多半島5市5町(大府市、東海市、知多市、常滑市、半田市、阿久比町、東浦町、武豊町、美浜町、南知多町)や名古屋市内の公共施設、さらには中部国際空港などへの設置を計画しています。
公共施設での使用を通じて、多くの人々が認知症について自然に考え、地域全体で「認知症になっても暮らしやすい地域づくり」を進めるきっかけとなることが期待されます。
クラウドファンディングでプロジェクトを応援!詳細と返礼品
この画期的な取り組みを実現するため、2026年7月6日から8月31日までの期間、「CAMPFIRE」にてクラウドファンディングが実施されています。目標金額は120万円で、集まった資金はトイレットペーパーの制作費、発送費、設置・広報費、そして返礼品の制作費などに活用される予定です。
プロジェクトを支援した方には、金額に応じた様々な返礼品が用意されています。認知症啓発に貢献しながら、ユニークな返礼品を受け取ることができます。
-
3,000円:お礼メッセージ、トイレットペーパー3個
-
5,000円:お礼メッセージ、認知症啓発トイレットペーパー10個+「ミマモロウ」アクリルキーホルダー1個
-
7,000円:お礼メッセージ、認知症啓発トイレットペーパー10個+絵本「そばにいるよ」1冊
-
10,000円:お礼メッセージ、認知症啓発トイレットペーパー15個+認知症啓発カルタ「にっぷくにこにこカルタ」1つ
-
30,000円:お礼メッセージ、認知症啓発トイレットペーパー100個
プロジェクト詳細はこちら
プロジェクトの詳細は、以下のURLから確認できます。
https://camp-fire.jp/projects/960657/view
認知症への理解を深める一歩に
日本福祉大学の学生が考案した「認知症啓発トイレットペーパー」は、日常生活に溶け込む形で認知症に関する情報を届け、多くの人々に考えるきっかけを提供するユニークな試みです。このプロジェクトが成功し、多くの公共施設に設置されることで、地域社会全体で認知症への理解が深まり、誰もが安心して暮らせる社会の実現に貢献することが期待されます。ぜひ、この取り組みを応援し、認知症への関心を高める一歩としてみてはいかがでしょうか。

