東京2020パラリンピック5周年記念事業の目的と展望

東京都は、東京2020パラリンピック開催5周年を機に、共生社会の実現に向けたさらなる一歩を踏み出しています。パラ応援大使からのメッセージ発信は、その主要な活動の一つです。この取り組みは、都民の皆様がパラスポーツの魅力やバリアフリー推進の重要性を再認識し、多様性を尊重する「インクルーシブな都市」の実現に向けた意識を高めることを目的としています。インクルーシブな都市とは、障害の有無や年齢、性別、国籍などに関わらず、すべての人が社会に参加し、共に生活できる都市を指します。

「パラ応援大使」とは?共生社会実現に向けた役割

「パラ応援大使」とは、「パラスポーツの振興とバリアフリー推進に向けた懇談会」のメンバーのことです。この懇談会は、共生社会の実現に向けて、パラスポーツの魅力やバリアフリーの推進に関する取り組みについて意見を交わし、その内容を広く都民に発信する役割を担っています。大使の皆様は、それぞれの分野での経験や知見を活かし、パラスポーツの普及啓発やバリアフリー化の重要性を伝える活動を行っています。

著名な顔ぶれ!パラ応援大使からのメッセージ

今回の5周年記念メッセージには、多くの著名なパラ応援大使が協力しています。その豪華な顔ぶれは以下の通りです。(敬称略、五十音順)

  • 名誉顧問

    • 谷垣 禎一
  • 学識経験者

    • 稲垣 具志(東京都市大学建築都市デザイン学部都市工学科准教授)

    • 川内 美彦(東洋大学人間科学総合研究所客員研究員)

    • 髙橋 儀平(東洋大学名誉教授)

  • パラアスリート

    • 二條 実穂(2016リオデジャネイロ大会出場:車いすテニス)

    • 根木 慎志(2000シドニー大会出場:車いすバスケットボール)

    • 花岡 伸和(2004アテネ・2012ロンドン大会出場:陸上競技)

    • 三浦 浩(2012ロンドン・2016リオデジャネイロ・2020東京大会出場:パワーリフティング)

    • 村岡 桃佳(2014ソチ出場・2018平昌金銀銅メダリスト:アルペンスキー、2020東京出場:陸上競技、2022北京金銀メダリスト・2026ミラノ・コルティナ銀メダリスト:アルペンスキー)

    • 葭原 滋男(1992バルセロナ出場・1996アトランタ銅メダリスト:陸上競技、2000シドニー金銀メダリスト・2004アテネ銀メダリスト:自転車競技)

  • 各界の方々

    • 猪狩 ともか(タレント:アイドル・仮面女子)

    • イルカ(シンガーソングライター、IUCN国際自然保護連合親善大使)

    • 風間 俊介(俳優)

    • 川中 美幸(歌手)

    • 高橋 みなみ(タレント)

    • テリー伊藤(演出家)

    • 野﨑 洋光(和食料理人)

    • 野村 祐介(精進料理 醍醐 四代目店主)

    • パックンマックン(お笑いコンビ)

    • ヨーコ ゼッターランド(元バレーボール選手:1992バルセロナ銅メダリスト・1996アトランタ大会USA代表、プロバレーボールリーグ コーチ)

これらのメッセージは、以下の各プラットフォームで順次公開されます。

都民も参加できる!5周年記念のエピソード・メッセージ募集

東京都は、5周年を記念して都民の皆様からも東京2020パラリンピックに関するエピソードやメッセージを募集しています。大会への想いや、その後の変化、未来への期待などを伝える貴重な機会となるでしょう。

パラスポーツとバリアフリー推進の未来

東京2020パラリンピックの開催は、パラスポーツへの注目度を高め、バリアフリーに対する意識を向上させる大きなきっかけとなりました。今回の5周年記念メッセージ発信や都民からのメッセージ募集は、そのレガシーをさらに発展させ、誰もが活躍できる共生社会の実現に向けた具体的な行動を促すものです。

パラスポーツの振興は、障害のある方の社会参加を促進し、健康増進や生きがいの創出に繋がります。また、バリアフリー推進は、物理的な障壁を取り除くだけでなく、心のバリアフリーにも繋がり、多様な人々がお互いを理解し尊重し合う社会を築く上で不可欠です。これらの取り組みが、東京、ひいては日本全体の障害福祉分野にポジティブな影響を与え、より良い未来を築くことに貢献していくことが期待されます。

まとめ

東京2020パラリンピック5周年を記念したパラ応援大使からのメッセージは、パラスポーツの振興とバリアフリー推進の重要性を改めて考える機会を提供します。これらの活動を通じて、多様な人々が共に生き、活躍できるインクルーシブな社会の実現に向けた動きがさらに加速していくことでしょう。ぜひ、パラ応援大使のメッセージをご覧いただき、ご自身のメッセージも寄せてみてはいかがでしょうか。

Written by

菅間 大樹

findgood編集長、株式会社Mind One代表取締役
雑誌制作会社、広告代理店、障害者専門人材サービス会社を経て独立。
ライター・編集者としての活動と並行し、就労移行支援事業所の立ち上げに関わり、管理者も務める。職場適応援助者(ジョブコーチ)養成研修修了。
著書に「経営者・人事担当者のための障害者雇用をはじめる前に読む本」(Amazon Kindle「人事・労務管理」「社会学」部門1位獲得)がある。
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