障害福祉従事者も対象!支援者の「燃え尽き症候群(バーンアウト)」が深刻化

障害福祉の現場をはじめ、教育、医療、介護といった対人支援の分野では、「目の前の誰かのために」という強い責任感から、自身のケアを後回しにしてしまう支援者が少なくありません。このような状況は「ちゃんとやらなきゃ」「自分が我慢すればいい」といった思い込みにつながり、深刻なバーンアウト(燃え尽き症候群)や離職の大きな要因となっています。

このような課題に対し、対人支援職のバーンアウト予防に取り組むNPO法人helpwellと、社会を支える人々の「キャリアの多様性」を大切にする株式会社クジラボが連携し、オンラインイベント『心を整えるセルフケアワークショップ』を2026年4月25日(土)に開催します。

helpwellは「支援者ケアを常識に」というパーパスを掲げ、支援者が孤立せず支え合える相互ケアのインフラ構築を推進しています。一方、クジラボは自分らしい生き方を選択できる社会を目指しています。両者は「支援者自身のウェルビーイングが、良質な支援の源泉である」という共通のビジョンを持ち、教育・福祉現場で働く人々が自身のケアを大切にしながら持続的に活躍し続けられる土壌を創るべく、今回のワークショップ開催に至りました。

2026年4月25日開催!オンライン「心を整えるセルフケアワークショップ」で得られるもの

本ワークショップは、NPO法人helpwell代表の櫻田千江里氏が講師を務め、理論と実践を組み合わせた1時間のプログラムが提供されます。参加者は、自身の心を整えるための具体的なセルフケアワークを体験し、「自分を取り戻す時間」を過ごすことができます。

プログラム内容は以下の通りです。

  • 講座「支援者がケアされるのはなぜ難しくて、なぜ必要か」(20分)
  • ワーク「心を整えるためのセルフケアワーク」(20分)
  • 質疑応答(感想共有も含む)(10分)

ワークショップ講師:NPO法人helpwell代表 櫻田千江里氏

講師を務めるのは、NPO法人helpwell代表理事の櫻田千江里氏です。1996年生まれの櫻田氏は、「支援者ケアを常識に」を掲げ、社会を支える人々に対話の場を届けています。元々は放課後等デイサービスや小学校での支援など、子どもの発達支援領域に従事。その後、デンマーク・オランダの教育視察を経て「子どもが幸せに育つには、大人の幸せが重要なのではないか」という思いに至り、全国で200名以上の対人支援職へケアの場を提供し、NPO法人を設立しました。

イベント詳細と参加方法:無料で参加できる貴重な機会

本ワークショップは、教職員、福祉・医療・介護従事者、そして誰かを支える活動をされている方々を対象に、オンライン(Zoom)で開催されます。参加費は無料であり、期間限定のアーカイブ配信も予定されているため、当日参加が難しい方も安心して申し込むことができます。

  • テーマ:他人のために頑張りすぎちゃうあなたへ 心を整えるセルフケアワークショップ
  • 日時:2026年4月25日(土) 9:00 – 10:00
  • 開催方法:オンライン(Zoom) ※期間限定アーカイブ配信あり
  • 対象:教職員、福祉・医療・介護従事者、誰かを支える活動をされている方
  • 参加費:無料
  • お申し込みhttps://kujilabo20260425.peatix.com/

支援者ケアの文化を全国へ!helpwellとクジラボが描く未来

NPO法人helpwellは、本イベントを契機に、株式会社クジラボをはじめとするパートナー団体との連携を深め、支援者が孤独に抱え込まず、外部のコミュニティやリソースを当たり前に活用できる「共助」の文化を全国へ広めていくことを目指しています。

現在、helpwellでは2026年度に1000人へ支援者ケアの場を届けることを目標に掲げており、外部専門組織との共同アクションを加速させることで、「支援者ケア」が一時的な取り組みではなく、社会の公的なインフラとして実装される未来を切り拓いていく考えです。

また、現在実施中のクラウドファンディングを通じて、この「支援者ケアを常識にする」ムーブメントをさらに大きな社会のうねりへとつなげていくことを期待しています。

NPO法人helpwellのクラウドファンディング

【現在クラウドファンディング実施中】
支援者ケアを常識にするための挑戦。温かいご支援をお願いいたします。
URL:https://camp-fire.jp/projects/916682/view

主催団体について

【株式会社クジラボについて】

株式会社クジラボのロゴ

「社会を支える人たちに、キャリアの多様性を」をミッションに、教員のキャリア支援事業を展開しています。外の世界とつながることで、柔軟でやさしさに溢れる社会の実現を目指しています。

【NPO法人 helpwell について】

対人支援職のバーンアウト予防、相互ケア関係の醸成を行うNPO法人です。「支援者ケアを常識に」を掲げ、分野を超えたケアの場を全国に届けています。

まとめ

障害福祉を含む対人支援職の現場で働く方々にとって、自身の心身の健康は質の高い支援を継続するために不可欠です。NPO法人helpwellと株式会社クジラボが共催する『心を整えるセルフケアワークショップ』は、日頃の忙しさの中で自身のケアを後回しにしがちな支援者にとって、自分自身と向き合い、心を整える貴重な機会となるでしょう。この無料オンラインイベントに参加することで、バーンアウトを未然に防ぎ、より持続可能で充実した支援活動につながる第一歩を踏み出すことができます。ぜひこの機会を活用し、自身のウェルビーイングを高めて、支援者ケアの新しい文化を共に築いていきましょう。

Written by

菅間 大樹

findgood編集長、株式会社Mind One代表取締役
雑誌制作会社、広告代理店、障害者専門人材サービス会社を経て独立。
ライター・編集者としての活動と並行し、就労移行支援事業所の立ち上げに関わり、管理者も務める。職場適応援助者(ジョブコーチ)養成研修修了。
著書に「経営者・人事担当者のための障害者雇用をはじめる前に読む本」(Amazon Kindle「人事・労務管理」「社会学」部門1位獲得)がある。
https://www.amazon.co.jp/dp/B0773TRZ77