2026 IBSAゴールボール世界選手権:日本代表、男女ともに快進撃で開幕2連勝!

中国・杭州で開催されている「2026 IBSAゴールボール世界選手権」は、大会2日目を迎えました。この国際的な視覚障がい者スポーツの祭典で、日本代表が男女ともに開幕から2連勝を飾り、順調な滑り出しを見せています。

大会2日目の熱戦と日本代表の快進撃

2026年6月11日(木)に行われた大会2日目では、女子日本代表が予選ラウンド第2戦でウクライナと対戦し、9-1という圧倒的なスコアで勝利を収めました。男子日本代表も、フィンランドとの一戦を9-6で制し、男女ともに開幕から連勝を飾る結果となりました。

大会2日目(予選)結果

  • 女子 日本 9-1 ウクライナ

  • 男子 日本 9-6 フィンランド

選手が語る激戦の舞台裏:勝利への戦略とチームワーク

連勝の裏には、選手たちの並々ならぬ努力とチームワークがあります。試合を終えた選手たちは、それぞれの思いを語りました。

女子副キャプテン神谷選手のコメント

ウクライナ戦を振り返り、女子副キャプテンの神谷選手は「ウクライナとは直近の大会で何度も対戦しているので、そう簡単に勝てる相手ではないということは最初から分かっていたのですが、やはり最初は全然点が取れなくて拮抗した場面が多かったです。しっかりコースに入るようになってからは点が取れたので、その点はすごく良かった」と語りました。また、試合を重ねるごとに調子が上がり、コート内だけでなくベンチとのコミュニケーションも図れていると、チームの一体感を強調しました。

男子副キャプテン宮食選手のコメント

フィンランド戦を終えた男子副キャプテンの宮食選手は、「個人的にはあまり良くなかったのですが、ゲーム後半につれてだんだん自分の感覚とボールがマッチしてきたので、明日に向けてはいい調整ができたかなと。チームが勝ったので良かったです」とコメント。フィンランドのベテラン選手による独特な攻撃にペースを乱された時間帯があったことも明かしつつ、次戦への意気込みを語りました。

ゴールボール日本代表の今後の戦いと応援方法

世界選手権はまだ始まったばかり。日本代表は、さらなる高みを目指して戦い続けます。

今後の試合スケジュール(日本時間)

  • 6月12日(金)

    • 11:30 女子 日本 vs カナダ

    • 16:00 男子 日本 vs ポーランド

  • 6月13日(土)

    • 16:00 女子 準々決勝

    • 20:30 男子 準々決勝

  • 6月14日(日)

    • 17:30 女子 準決勝

    • 19:00 男子 準決勝

  • 6月15日(月)

    • 16:00 女子 3位決定戦

    • 17:30 男子 3位決定戦

    • 19:00 女子 決勝

    • 20:30 男子 決勝

試合映像の視聴方法

日本代表の熱い戦いは、以下のリンクから試合映像で確認できます。

応援メッセージ

宮食選手は日本のファンに向けて「ゴールボールを応援してくださる皆さん、いつもありがとうございます。予選3戦全勝で決勝トーナメントに進むので、ぜひ応援よろしくお願いします」と感謝の言葉を述べました。引き続き、日本代表への熱い応援を送りましょう。

ゴールボールの魅力と観戦のポイント:視覚障がい者スポーツの理解を深める

ゴールボールは、視覚に障がいのある選手のために考案されたユニークなチームスポーツです。ここでは、ゴールボールの基本的なルールと、観戦のポイントをご紹介します。

ゴールボールとは?

ゴールボールは、アイシェード(目隠し)を着用した3人ずつの選手がコート上で対戦し、鈴の入ったボールを相手ゴールに投げ入れて得点を競う競技です。選手全員が同じ条件でプレーできるよう、視力に関わらずアイシェードを着用します。ボールの鈴の音や、相手選手の足音、声などを頼りに、コート上の状況を判断し、攻防を繰り広げます。

IBSAとは?

「IBSA」は国際視覚障害者スポーツ連盟(International Blind Sports Federation)の略称です。視覚に障がいのあるアスリートのためのスポーツを推進し、国際大会の開催やルール策定を行っています。この世界選手権も、IBSAが主催する重要な大会の一つです。

観戦のポイント

ゴールボールは、静寂の中で繰り広げられる集中力の高い競技です。観客は試合中、選手の集中を妨げないよう静かに観戦することが求められます。ボールの鈴の音、選手の声、コーチの指示など、耳から得られる情報が勝敗を分ける重要な要素となります。選手たちのダイナミックな動きや、連携プレー、そして一瞬の判断力が生み出すドラマに注目してみてください。

Written by

菅間 大樹

findgood編集長、株式会社Mind One代表取締役
雑誌制作会社、広告代理店、障害者専門人材サービス会社を経て独立。
ライター・編集者としての活動と並行し、就労移行支援事業所の立ち上げに関わり、管理者も務める。職場適応援助者(ジョブコーチ)養成研修修了。
著書に「経営者・人事担当者のための障害者雇用をはじめる前に読む本」(Amazon Kindle「人事・労務管理」「社会学」部門1位獲得)がある。
https://www.amazon.co.jp/dp/B0773TRZ77