【内容情報】(出版社より)

本書の目次
第1章 てんかん特有の共通事象
第2章 てんかんは物理現象である
第3章 てんかんは脳の変形で始まる
第4章 変形は脳の表層で起きている
第5章 脳溝狭窄による脳髄液浸潤不全
第6章 脳溝閉塞による脳髄液浸潤不全
第7章 てんかんは脳帯電である
第8章 てんかん改善策 磁気活水
第9章 磁気活水とは何か
第10章 改善策実践1年の記録

著者 吉岡英介 略歴
1947年 東京生まれ 75才
1966年 東京都立日比谷高校卒
1971年 京大工学部原子核工学科卒
1974年 京大化学研究所大学院修了
1974年 重工業メーカー 技術開発
1995年 健康の理工学 吉岡事務所 開設
1999年 アトピー解決篇 出版
2005年 磁気活水器製造会社ケンカンコウ設立
2012年 さらば核発電 出版
2020年 血圧自然流 出版
2023年 てんかん発作が半減した 出版

著者はかつて物理を学んだ。物理学の見地から眺めると、てんかんは病気というより、単なる物理現象である。てんかんでは脳内で放電が起きていると言われている。ある物体から放電が起きるとき、その物体は帯電している。それが物理学の基本法則である。だからてんかんが起きるとき、脳は帯電しているはずである。
脳はなぜ帯電するのか。それは脳が、電気信号で作動する電子機器だからである。電子機器は、使っていると電気がたまって誤作動を起こす。だから電気技術者は必ずアースをとる。脳も同じで、人も犬も猫も、脳を使うと脳に電気がたまってくる。そこで脳は、脳髄液によってアースされていて、余った電気は脳髄液を通して除去される。それがあらゆる動物の脳の作動原理である。
ところが、そのアースが不全になることがある。脳が先天的に異形の場合もあるし、脳の成長、老化、病気、ケガ によって変形することもある。その変形で、たまたま脳溝(脳のシワ)のスキマが狭くなったり、詰まってしまうと、脳髄液がそこに浸潤できなくなって、そこの電気が抜けなくなり、そこが帯電して放電が起き、そのショックが脳全体に伝わって発作が起きる。これがてんかんである。
てんかんの「てん」は「気が違う」の意だが、それは事実誤認である。てんかん自体は、精神疾患でも知的障害でもなく、単純な物理現象であり、一時的な「脳帯電」に過ぎない。
脳帯電を防ぐには、脳のアース不全を修復する必要がある。その方法の一つは、脳髄液の浸潤性を良くして、脳髄液が脳溝のスキマに入りやすくすることである。ほんの1ミリでも奥に入れば、電気が抜ける可能性がある。そして実際その方法を、老若75人と犬猫8匹が1年間実践した。すると発作回数が半減した。本書はその実践記録である。

  • 出版社 ‏ : ‎NextPublishing Authors Press
  • 発売日 ‏ : ‎2023/3/16
  • オンデマンド (ペーパーバック) ‏ : ‎46ページ

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Written by

今井 靖之

findgood編集者、ライター。

大手電機メーカーで半導体電子部品のフィールドアプリケーションエンジニア、インターネットサービスプロバイダのプロモーションやマーケティングに従事。以後フリー。

身内に極めて珍しい指定難病者を抱える。

神奈川県川崎市在住。サブカルヲタク。「犬派?猫派?」と聞かれたらネコ派、猫同居中。