Last Updated on 2021年5月7日 by 今井 靖之

好循環の地産地消を実現し地域の“Better Life”を目指す

株式会社ベルク(本社:埼玉県鶴ヶ島市、代表取締役社長:原島 一誠)では、好循環の地産地消の実現と地域の“Better Life”を目指すことを目的に、株式会社エスプールプラス(本社:東京都千代田区、社長:和田 一紀)が運営する障がい者就労農園「わーくはぴねす農園さいたま川越(埼玉県川越市)」に参画しており、この度、ベルクの区画「いきいきファーム」で栽培し収穫をした野菜の販売を開始しました。
同社が全国に展開する障がい者就労農園の中で、地産地消を目的として野菜を栽培し収穫をした野菜を自社のスーパーマーケットで販売するという一連の取り組みは全国で初となります。

〈販売店舗〉
ベルク川越むさし野店(埼玉県川越市むさし野17-11)を中心に近隣店舗で販売を予定 ※販売日は収穫状況によるため不定期
〈栽培予定の野菜〉
ほうれん草・水菜・サニーレタス・美味タス・こかぶ・にら・キャベツ・枝豆など20種類程度を予定

■採れたての新鮮な野菜をその日のうちに店頭へ

「わーくはぴねす農園さいたま川越」内にあるベルクの区画エリア「いきいきファーム」で栽培している野菜は、農業顧問からの適切な指導のもと養液栽培方法を用いてビニールハウス内で栽培をしており、収穫した野菜は、その日のうちに近隣のベルク店舗へ配送し店頭で販売されます。

ベルクは社名の由来である「Better Life with Community ~地域社会の人々に より充実した生活を~」を企業理念としており、地元で収穫した採れたての新鮮な野菜を来店されたお客様へお届けすることで、地産地消を促進し地域社会の“Better Life”のお手伝いをすると共に、感謝の声を農園で就労する従業員に届けることで働く意欲の向上にも繋げていきたいと考えています。

■「いきいきファーム」

ベルクは「わーくはぴねす農園さいたま川越」内の全150区画のうち、12区画を使用して現在6名の障がい者を雇用して野菜を栽培しています。「いきいきファーム」は、ベルク区画エリアのオリジナルの名称で、農園に就労している従業員で考えて決定しました。「いきいき」には「新鮮でいきいきとした野菜を育てたい」・「従業員が元気にいきいきと働ける農園へ」という想いが込められています。

■障がい者雇用率3%の実現。2019年には厚生労働大臣表彰を受賞

ベルクでは現在約180名の障がい者を店舗や物流センターなどの事業場で雇用し、障がい者雇用率は約3%となり2021年3月より引き上げられた法定雇用率2.3%を大きく上回る水準にあります。2019年には障がい者を積極的に雇用する優良事業所として厚生労働大臣表彰を受賞しており、引き続き障がい者雇用率3%の水準を維持する取り組みを継続します。今回の「障がい者雇用×地産地消」の取り組みにより、食を通じて地域社会に貢献するだけではなく、ダイバーシティの推進やSDGsの時代に求められる社会問題の解決に積極的に取り組みます。

ソーシャルファーム わーくはぴねす農園 さいたま川越

所在地:埼玉県川越市大字下赤坂155-1

株式会社エスプールプラス(農園運営会社)

代表者:社長 執行役員 和田 一紀
所在地:東京都千代田区神田須田町1-25 JR神田万世橋ビル17階
事業内容:障がい者雇用支援事業(障がい者専用の企業向け貸し農園の運営)

株式会社ベルク

代表者:代表取締役社長 原島 一誠
所在地:埼玉県鶴ヶ島市脚折1646番
事業内容:食品スーパーマーケットチェーン経営

Written by

今井 靖之

findgood編集者、ライター。

大手電機メーカーで半導体電子部品のフィールドアプリケーションエンジニア、インターネットサービスプロバイダのプロモーションやマーケティングに従事。以後フリー。

身内に極めて珍しい指定難病者を抱える。

神奈川県川崎市在住。サブカルヲタク。「犬派?猫派?」と聞かれたらネコ派、猫同居中。