コロナ禍に農福連携で挑むクラウドファンディング

福祉プロデュース事業を運営する株式会社ふくのこ(本社:大阪府堺市 代表:増田靖)は、コロナ禍に農福連携で日本酒づくりに挑戦する「金の鳩プロジェクト」を実施。2021年4月よりクラウドファウンディングサイト「CAMPFIRE」にて、福祉事業所ヤオヨロズヤの障害者と共に育てた無農薬の酒米を用い、江戸時代からの老舗酒蔵、奈良県橿原市の河合酒造と共に取り組む日本酒「出世男 金の鳩2021」をリターンとしたクラウドクラウドファンディングを開始しました。

https://camp-fire.jp/projects/view/401767

プロジェクト名:【純米吟醸】江戸時代創業、陸の今井の酒蔵「出世男」× 海の堺の復刻銘柄「金の鳩」

クラウドファンディング実施期間:〜2021年5月30日(日)
支援金:2,000~300,000円
リターン:お礼の手紙、純米吟醸酒等
資金使途:製造販売費用(OEM製造、製品企画、販促、広報、リターン配送料含む)

《プロジェクトの背景》  
「出世男 金の鳩」に使われる無農薬の酒米を栽培しているのは、大阪府堺市の就労支援施設「ヤオヨロズヤ」の利用者で、就労の意思があるのに、症状や障害などで一般的な雇用契約を結ぶことが難しい人が、それぞれの体調やペースを考慮しながら働ける場として、農業、八百屋、カフェ、よろず相談事業をしています。
2020年度は、新型コロナウイルス感染拡大の影響により、 イベント中止、販売先の休業・縮小など、就労支援事業所で製造・販売している商品の販路が少なくなり、利用者の給料・工賃が減額されている状況が続いています。
「金の鳩」プロジェクトでは、農福連携による日本酒づくりに取り組み、今回、日本酒「出世男 金の鳩」の完成に伴い、クラウドファウンディングサイト「CAMPFIRE」にて、販売を開始することとなりました。

障害のあるメンバーが驚くほど丁寧に田植えができたり、社会生活の中で自信を失くしていたメンバーが、イキイキとした表情で率先して手づだってくれたり、また地域の子どもたちと田んぼで交流しながら、4月の種まき、5月の田植え、7月、8月は雑草取り、水撒き・水管理を経て、10月秋の稲刈りまで丁寧に作業していきました。

「障がいのあるメンバーは最高の生産者になれる」  
私たちは日本酒づくりの中で、「障がいのある人」が支援される人ではなく、その強味を生かして農業分野で活躍し、自信や生きがいを持って社会とつながりをつくれることをこの日本酒「出世男 金の鳩」とともにメッセージとして社会に届けていきたいと思います。

■農福連携による自立支援の仕組み

農福連携とは、障害者の農業分野での活躍を通じて、自信や生きがいを創出し、社会参画を促す取組です。就労支援事業所のヤオヨロズヤの利用者がプロの農家の指導の元、無農薬の酒米づくりに取り組み、酒造メーカーと協力して日本酒を生産。商品企画・ラベルデザイン等は、福祉プロデュースの専門家集団である、「株式会社ふくのこ」のマーケター、デザイナーが担当し、福祉×農業×伝統産業をコーディネートすることで新たな社会デザインに挑戦する。クラウドファンディングのリターンには、「出世男 金の鳩」と堺市伝承手ぬぐいセット、河合酒造の蔵元見学セット、お米作り体験セット、「木彫前田工房」化粧箱セットなど、お酒を飲んで消費するだけでなく、作り手との交流機会を演出し、日本の伝統産業、障害者の雇用を継続的に支援する仕組みを生み出します。

株式会社ふくのこ

「福祉と地域企業をつなぐ」活動を通して、未来の子どもたちのために「社会資源を未来につなげていく」ことを進めていくプロジェクトファームで、多様なジャンルの専門家がメンバーとなり地域の方々や地域企業、福祉事業所、各自治体などに向けてプロデュース/コンサルティング/商品開発/流通・販路開拓/ワークショップ・講演/自主プロジェクトなど、その都度、必要に応じたメンバーが手を組む形で様々な事業を展開しています。

代表者:増田靖
所在地:大阪府堺市北区長曽根町130番地42 S-cube内
URL:https://fukunoko.net/

Written by

今井 靖之

findgood編集者、ライター。

大手電機メーカーで半導体電子部品のフィールドアプリケーションエンジニア、インターネットサービスプロバイダのプロモーションやマーケティングに従事。以後フリー。

身内に極めて珍しい指定難病者を抱える。

神奈川県川崎市在住。サブカルヲタク。「犬派?猫派?」と聞かれたらネコ派、猫同居中。