Last Updated on 2021年4月2日 by 今井 靖之

震災10年という節目に「Ca va?缶」×「障害のある作家が描くアート」で「岩手から元気を!」

株式会社ヘラルボニー(岩手県盛岡市 / 代表取締役社長:松田崇弥)は、一般社団法人東の食の会(東京都品川区、事務局代表:高橋大就)がプロデュースする、累計1,000万缶の製造実績を誇る大人気のサバの缶詰「Ça va(サヴァ)?缶」とのコラボレーションパッケージの展開が決定しました。

ヘラルボニーが掲げる『異彩を、放て。』というミッション、目指す世界、そのアプローチ、すべてに共感しかありません。そして、東日本大震災から10年というタイミングで、そのヘラルボニーと、震災復興に関する取組の中でまさに異彩を放ってきた「サヴァ缶」のコラボレーションが実現することが嬉しくてたまりません。そして、両者が自分のルーツでもある岩手発であること、また今回、岩手のアーティストの作品で作られたことも嬉しいです。これからも、ドンドン岩手から、東北から異彩を放ち、この国を、世界を彩っていきたいです。(高橋大就 一般社団法人東の食の会 事務局代表)

いつも店頭でみる「Ça va缶」に私は元気をもらっていました。しかも製作をしているのが岩手缶詰(釜石)と東の食の会の高橋代表が、岩手がルーツだと知り、見るたびに「Ça va缶」とコラボがしたい・・・という衝動が抑えきれずにメールをしたとこからストーリーは始まります。東の食の会の高橋代表が弊社のミッションに深く共鳴してくれたことでコラボが実現しました。岩手の障害のあるアーティストが岩手で作られた「Ça va缶」を彩り、日本各地に「異彩を、放て。」です。アートで彩られた「Ça va缶」で元気と障害のイメージを変容していく、思想を持ち合わせた「Ça va缶」が誕生しました。(松田文登 株式会社ヘラルボニー 代表取締役副社長)

Ça va(サヴァ)? 缶

サヴァ缶は2013年に東日本大震災からの復興を目指し誕生した、国産サバの缶詰です。商品名の「Ca va?」はフランス語で「元気?」と言う挨拶代わりのような意味を持ち、「岩手から元気を!」と言う意味を込めて名付けられました。また当時では斬新なオリーブオイル味にすることで、そのまま食べるのはもちろん、料理の具材として用いられるなど多様な用途でお楽しみいただいています。続いて2016年には緑ラベルのレモンバジル味、2017年には赤ラベルのパプリカチリソース味が誕生。2020年にはブラックペッパーとアクアパッツァ風の2種が加わり、2021年2月末時点で累計製造数が1,000万缶を突破した缶詰商品です。
https://www.iwatekensan.co.jp/cava/

一般社団法人東の食の会

「東の食に、日本の力を。東の食を、日本の力に。」をモットーに、東日本大震災によって被害を受けた東日本の食産業の長期的支援を目的として2011 年に創設された一般社団法人です。東北の食の販路開拓や、商品プロデュース、人材育成を行い、当初の5年間で約 150 億円の流通総額を創出することに成功。これまで累計1,000万缶の製造、20億円以上を売り上げている岩手発のサバの缶詰「サヴァ缶」や、スーパー海藻「アカモク」、福島の寄付つきドライフルーツ「りんごポリフェノールのチカラ」、福島の伝統的漬け床三五八(さごはち)」をリブランディングした「358 (サゴハチ)」といった商品開発のプロデュースを行い、東北の食からヒット商品を生み出している。

住所:東京都品川区大崎1-11-2ゲートシティ大崎イーストタワー5階
電話:03-6867-1128
FAX:03-5539-4982
URL:https://www.higashi-no-shoku-no-kai.jp/
facebook:https://www.facebook.com/higashinoshoku

株式会社ヘラルボニー

所在地:岩手県盛岡市開運橋通2-38 @HOMEDELUXビル4F HERALBONY
代表者:代表取締役社長 松田崇弥、代表取締役副社長 松田文登
URL:http://www.heralbony.jp/

Written by

今井 靖之

findgood編集者、ライター。

大手電機メーカーで半導体電子部品のフィールドアプリケーションエンジニア、インターネットサービスプロバイダのプロモーションやマーケティングに従事。以後フリー。

身内に極めて珍しい指定難病者を抱える。

神奈川県川崎市在住。サブカルヲタク。「犬派?猫派?」と聞かれたらネコ派、猫同居中。