「口元見せて」「筆談をして」 の2種類を用意

兵庫県伊丹市は、耳の不自由な人たちのコミュニケーションをサポートするためのカードを作成しました。
聴覚障害者の会話相手が、マスクしていて口元が見えなかったり、相手の口の動きで言葉を理解する口話(こうわ)が読み取れなかったりするときに時に使用するカードで、「口元を見せてゆっくり話してください」と、「筆談してください」の2種類が用意されています。

伊丹市は2018年4月、手話を言語として使いやすい環境を整備していく「手話言語条例」を施行。
条例に関心が集まり、聴覚障害者の窓口となっている同課の手話通訳士の元に「こんな配慮があれば」という声が聞こえてくるようになったことから。同課で話し合い、の作成に至りました。

障害者手帳保持者に順次配布中

カードのサイズは名刺大。市のマスコットキャラクター「たみまる」もあしらい、身近に感じてもらえるように工夫されています。なお、カードは市内の聴覚障害の障害者手帳を持つ約600人の希望者に順次配布中です。

Written by

菅間 大樹

findgood編集長、株式会社Mind One代表取締役
雑誌制作会社、広告代理店、障害者専門人材サービス会社を経て独立。
ライター・編集者としての活動と並行し、就労移行支援事業所の立ち上げに関わり、管理者も務める。職場適応援助者(ジョブコーチ)養成研修修了。
著書に「経営者・人事担当者のための障害者雇用をはじめる前に読む本」(Amazon Kindle「人事・労務管理」「社会学」部門1位獲得)がある。