Last Updated on 2023年8月5日 by 菅間 大樹

「人は誰でもいつでも発達するという文化をつくる」というミッションのもと、独自技術の眼鏡販売や開発を展開する株式会社innochi(本社:兵庫県淡路市、代表取締役:灰谷 孝 他)が、2020年6月1日(月)より発達障害のある子どもや大人向けの眼鏡「SUN」を販売開始しました。

~発達障害児・者に対応した眼鏡レンズ・フレーム・視力測定~

姿勢や感情を整える「発達する眼鏡:イノチグラス」を展開する株式会社innochiは、代表取締役で開発者の灰谷 孝氏が発達障害児への支援を行ってきた経験から、遠視などの視力、斜視などの状態は学ぶことやコミュニケーションの状態と無関係ではないということを発見。障害のあるなし、大人子どもに関わらず、2年で約2,000本を提供してきた実績があります。

その経験とユーザーの声をもとに開発し、人が持つ可能性の輝きを願って“太陽”のネーミングをつけたとのことです。

●発達障がい対応眼鏡「SUN」概要と価格

眼鏡「SUN」は発達障害者の身体特性、特に光や肌、平衡感覚への刺激への過敏さや偏りに対応・解決できるよう、大きく3つの特徴があります。

  1. フレーム
    【金属、電磁波等の過敏さに対応し、肌に優しく扱いがラクな眼鏡フレーム】
    動きの大きな子どもにも壊れにくく修理可能な、3歳から大人まで6種類(各種類6~8色)のフレーム
  1. レンズ
    【まぶしい、書字が苦手などの発達特性を解決する自社開発カラーレンズ】
    視力測定が難しい子どもに対応した測定機器を使い、光過敏や文字の読みにくさを持つ方にも対応できる、自社独自開発のカラーレンズを使用
  1. 視力測定
    【視力だけでなく姿勢も調う視力測定。視力検査が難しい子どもでも可能な最新の検眼機械使用】
    発達障害者の身体特性に関して教育を受けた専門の測定者が、外出や長距離移動が難しい方への訪問測定を行うことが可能

発達障害児・者への眼鏡「SUN」は34,000円(税抜)から。出張の場合、交通費は応相談。

現在は口コミで申込があり、予約は常に3ヶ月以上待ちとのこと。騒音や匂いなどに影響を受けやすく移動が難しい、長時間根気のいる視力測定を行えないなどの理由で測定が難しい方にも対応できるよう、社内で一定のトレーニングを受けた眼鏡目育士が問い合わせに対応中。

イノチグラス代表 灰谷 孝氏によるnoteはこちら

https://note.com/innochiglass/

株式会社innochi会社概要

会社名 : 株式会社innochi
所在地 : 〒656-1541 兵庫県淡路市柳澤戊253番地1
代表取締役 灰谷 孝
代表取締役 諸留 将人
代表取締役 萩野 亜樹子
設立  : 2018年9月25日
事業内容: innochiグラス(発達する眼鏡)の研究開発・企画・販売、ウェルネス関連事業
URL   : https://innochi.co.jp/

お問い合わせ先

株式会社innochi(イノチ)
〒656-1541 兵庫県淡路市柳澤戊253-1
HP : https://innochi.co.jp/
Mail: innochi.info@gmail.com

かもみーる

Written by

菅間 大樹

findgood編集長、株式会社Mind One代表取締役
雑誌制作会社、広告代理店、障害者専門人材サービス会社を経て独立。
ライター・編集者としての活動と並行し、就労移行支援事業所の立ち上げに関わり、管理者も務める。職場適応援助者(ジョブコーチ)養成研修修了。
著書に「経営者・人事担当者のための障害者雇用をはじめる前に読む本」(Amazon Kindle「人事・労務管理」「社会学」部門1位獲得)がある。
https://www.amazon.co.jp/dp/B0773TRZ77