Last Updated on 2021年5月13日 by 今井 靖之

障がい当事者が主体となり「一輪の花から始まる幸せの循環」を生み出す

従業員の75%が障がいや難病を持ちながら働き、花や緑を中心としたサービスやフラワーカフェを運営する株式会社LORANS.(ローランズ)(本社:東京都渋谷区、代表取締役 福寿満希・ふくじゅみづき)は、ひとり世帯や社会的擁護出身の若者らを支援する団体と連携し、母の日に大切な人へ花を届けたいこどもたちを支援できる「母の日フラワードネーション」の取り組みとその支援者の募集を4月19日から開始しました。

https://lorans.shop-pro.jp/?mode=grp&gid=2563334

「母の日フラワードネーション」参加概要

開催内容:母の日に花を贈りたいこどもたちへ花を届けるプロジェクト。
開催期間:2021年4月19日(月)から4月30日(金)
支援プラン:以下の4通りの金額からプランをお選びいただけます。
  500円(カーネーション1輪を1家庭へ)
  1000円(カーネーション1輪を2家庭へ)
  2000円(ミニ花束を1家庭へご配送)
  4000円(ミニ花束を2家庭へご配送)
支援方法:(1)追加オプションとして選ぶプラン 「母の日ギフト2021」
       →ご希望のギフトを選択後、次ページにてオプション選択ができます。
     (2)ドネーションのみを行うプラン 「ドネーション支援者様特設ページ」
支援を受ける希望者の一般窓口:「母の日におくりたいこどもたち専用ページ」
連携団体(予定):一般社団法人ハートフルファミリー(シングルマザー支援)、ACHAプロジェクト(社会的養護出身若者支援)ほか寄付の状況などを鑑みて追加

「母への感謝を表す日」として日本でも花などを贈る慣習のある「母の日」ですが、日本の17歳以下の子どもの約7人に1人が経済的に困難な状況にあるなか、それを望んでも叶えることができない子どもたちがいます。「一輪の花から始まる幸せの循環」を目指すローランズは、本取り組みによって第三者がそれを叶えることができる仕組みを提供し、花を「贈る人」と「贈られる人」に「提供する人」が加わることで、思いやりの心が繋がる循環を生み出します。

「提供する人(支援者)」はローランズオンラインショップ内の「母の日ギフト2021」にて自身のギフトに加えてオプションとして支援の内容を選べるほか、「ドネーション支援者様特設ページ」にて支援のみを行うこともできます。花はローランズが提携する支援団体を通じて該当する「贈る人(支援を必要とする子供や若者)」に提供されるほか、「母の日におくりたいこどもたち専用ページ」にて依頼のあった「贈りたい人」へも提供される予定です。

本件は複数の企業が共同で障がい者雇用を促進する「With Diversity Project(ウィズダイバーシティプロジェクト)」の一環で、運営業務は主に障害や難病を持つ当社のスタッフにより行われます。ご支援いただいた資金は子どもたちへの支援だけでなく、運営スタッフである障がい当事者の報酬とともに当事者自らが社会課題に取り組むことで得られる経験や働きがいという2つの側面から障がい者雇用を持続可能な形で支えていきます。

株式会社LORANS.-ローランズ-

「誰もが自分色に花咲く社会を作る」を理念に「社会課題×植物」が軸となる事業を展開。花の再資源化による紙を使った名刺やラッピングペーパーの企画開発を行う「Flower Ring Project」、 国家戦略特区連携による全国初の中小企業連携型の障がい者共同雇用や、発注による多様な雇用支援を行う「With Diversity Project」などを実施。現在従業員60名の75%に相当する45名の障がいや難病当事者に加え、LGBTQ、シングル子育て家庭、外国籍などの採用も積極的に行う。 現在は東京原宿など都内に4つの拠点で活動。

代表者:福寿満希
所在地:東京都渋谷区千駄ヶ谷3-54-15 ベルズ原宿ビル1F
URL:http://www.floran-jp.com/

Written by

今井 靖之

findgood編集者、ライター。

大手電機メーカーで半導体電子部品のフィールドアプリケーションエンジニア、インターネットサービスプロバイダのプロモーションやマーケティングに従事。以後フリー。

身内に極めて珍しい指定難病者を抱える。

神奈川県川崎市在住。サブカルヲタク。「犬派?猫派?」と聞かれたらネコ派、猫同居中。