Last Updated on 2020年2月8日 by 菅間 大樹

山形労働局は昨年6月1日時点での県内民間企業の障害者雇用状況をまとめました。民間企業が雇用する障害者の実雇用率は2.09%で、前年より0.03ポイントアップしたものの法定雇用率(2.2%)は未達となっています。

法定雇用率を達成した企業の割合は53.2%で全国平均(48.0%)を上回りましたが、対象の960社中、法定雇用率未達成の企業は449社で、雇用者数ゼロの企業も264社あります。
なお、雇用されている障害者は、前年比1.9%増の3064.0人で過去最高となりました。

2018年に雇用率水増しが表面化した公的機関では、県(法定雇用率2.5%)が10月1日時点で達成。県教育委員会(同2.4%)は未達。病院や教育委員会を含む市町村などの機関は山形市など6機関が未達となっています。

Written by

菅間 大樹

findgood編集長、株式会社Mind One代表取締役
雑誌制作会社、広告代理店、障害者専門人材サービス会社を経て独立。
ライター・編集者としての活動と並行し、就労移行支援事業所の立ち上げに関わり、管理者も務める。職場適応援助者(ジョブコーチ)養成研修修了。
著書に「経営者・人事担当者のための障害者雇用をはじめる前に読む本」(Amazon Kindle「人事・労務管理」「社会学」部門1位獲得)がある。
https://www.amazon.co.jp/dp/B0773TRZ77