パラ・パワーリフティングが届ける「応援」の力:誰もが「上がる」体験を

「健康マルシェ」は、単なる健康イベントに留まりません。パラ・パワーリフティングの「上げる」という競技特性から、「人の気持ちも、健康も、地域の元気も上げたい」という願いが込められています。このイベントでは、健康づくりを多角的に捉え、様々な専門分野の団体がそれぞれの「得意」を持ち寄り、包括的な健康体験を提供します。

特に注目されるのは、パラ・パワーリフティングならではの「応援」の体験です。この競技では、選手はステージに一人で立ち、会場中の視線と声援を一身に受けながらバーベルに挑みます。観客の「頑張れ!」という声や拍手が選手の背中を押し、会場全体が一体となって挑戦を支える光景は、この競技の大きな魅力です。JPPFは、「応援」には人の力を引き出す力があると考えており、イベントでは誰かを応援すること、自分が応援されること、そして競技を体験することの3つを一度に味わえる機会が提供されます。

ベンチプレスに挑戦する男性を家族が応援するイラスト

家族みんなで楽しめる!健康と社会貢献を体験できる無料プログラム

「健康マルシェ」の会場では、子どもから大人まで誰もが無料で楽しめる体験が豊富に用意されています。日頃の疲れを癒やすリカバリー体験や、自身の体の状態を知る健康チェック、美味しくタンパク質を摂取できるプロテイン体験など、健康に関する様々なアプローチが可能です。

さらに、パラスポーツへの理解を深めるパラ・パワーリフティング体験や、着なくなった服がパラスポーツ支援につながる古着回収など、「健康」「運動」「社会貢献」を一日で楽しく体験できるプログラムが充実しています。これらの体験を通じて、参加者は自身の健康増進だけでなく、社会貢献の喜びも感じられることでしょう。

イベントの無料体験内容を示す画像

東京2020パラリンピック代表選手も登場!応援でつながる一体感を体感

イベント当日には、キッズチアチームによる演技発表会も予定されており、会場いっぱいに子どもたちの元気なエールが響き渡ります。その熱気を受け継ぐように、パラ・パワーリフティング選手のデモンストレーションが披露されます。会場全員の応援を受けながら、選手が高重量に挑戦する姿は、まさに圧巻です。重いバーベルを持ち上げるのは、筋肉の力だけではありません。会場に集まった皆さんの声援が一体となり、選手を後押しするその一体感を、ぜひ会場で直接体感してください。

デモンストレーションには、東京2020パラリンピック日本代表であり、2028年ロサンゼルスパラリンピックを目指して挑戦を続ける光瀬智洋選手(男子59kg級、日本記録保持者)が登場します。光瀬選手は、声援と共にバーベルを持ち上げる力強さを見せてくれることでしょう。

光瀬選手のデモンストレーションの様子は、以下の動画でもご覧いただけます。

「健康マルシェ」開催概要:銀座でパラスポーツと健康を身近に

障害福祉に関心のある方や、パラスポーツを応援したい方、健康的なライフスタイルに関心がある方にとって、「健康マルシェ」は貴重な機会となるでしょう。入場無料・予約不要で、気軽に立ち寄れるイベントです。

  • 日時: 2026年8月22日(土)11:00〜16:00

  • 会場: 銀座松竹スクエア(東京都中央区築地1-13-1 東銀座駅 5番出口 徒歩1分)

  • 参加費: 無料・予約不要

イベントの詳細については、以下のページをご覧ください。

イベントページ

見て、試して、笑って。健康も、応援も、人とのつながりも。家族みんなで元気になれる一日を、ぜひ会場でお楽しみください。

健康マルシェの全体告知ポスター

パラ・パワーリフティングとは?障害福祉に関わる人々へ

「パラ・パワーリフティング」は、下肢などに障がいのある選手がベンチプレスの最大挙上重量を競うパラリンピック正式競技です。この競技の大きな特徴は、障害によるクラス分けがないこと、そして数字で結果が明確に示される絶対的な分かりやすさにあります。また、世界記録では同等の健常者の記録をほぼすべての階級で上まわる選手も存在し、その競技レベルの高さがうかがえます。

選手はステージに一人で立ち、会場中の声援を受けながら自身の限界の重量に挑みます。シンプルだからこそ、一人ひとりの挑戦が際立ち、選手と観客が一体となる迫力と臨場感が魅力です。

日本パラ・パワーリフティング連盟(JPPF)は、競技力向上に加え、「パラスポーツを通じた共生社会の実現」を目指し、競技体験会や地域イベントなどにも積極的に取り組んでいます。今回の「健康マルシェ」も、その一環として、より多くの人々がパラスポーツに触れ、共生社会について考えるきっかけとなることが期待されます。

パラ・パワーリフティングの競技説明スライド

パラ・パワーリフティングが応援を大切にする理由

共生社会とは?

「共生社会(きょうせいしゃかい)」とは、障がいの有無や性別、人種などに関わらず、すべての人が互いに尊重し支え合いながら、地域社会の一員として共に生きる社会のことです。パラスポーツは、障がいのある人もない人も共に楽しめる場を提供し、相互理解を深める重要な役割を担っています。

まとめ

日本パラ・パワーリフティング連盟が開催する「健康マルシェ」は、パラスポーツを通じて健康増進、応援の力、そして共生社会の実現を目指す画期的なイベントです。2026年8月22日、銀座の地で、家族や友人と共に新たな発見や感動を体験し、心身ともに「上がる」一日を過ごしてみてはいかがでしょうか。障害福祉に関心を持つ方々にとって、パラスポーツの魅力を肌で感じ、理解を深める絶好の機会となるでしょう。

Written by

菅間 大樹

findgood編集長、株式会社Mind One代表取締役
雑誌制作会社、広告代理店、障害者専門人材サービス会社を経て独立。
ライター・編集者としての活動と並行し、就労移行支援事業所の立ち上げに関わり、管理者も務める。職場適応援助者(ジョブコーチ)養成研修修了。
著書に「経営者・人事担当者のための障害者雇用をはじめる前に読む本」(Amazon Kindle「人事・労務管理」「社会学」部門1位獲得)がある。
https://www.amazon.co.jp/dp/B0773TRZ77