障害者就労支援の模範!「ケアフィットファーム」が『食品衛生優良施設』に認定

「食品衛生優良施設」とは、食品関連施設の中でも特に衛生管理体制、従業員教育、設備管理などが優れ、地域の模範となる施設に授与されるものです。ケアフィットファームは、以下の厳しい基準を満たし、今回の受賞に至りました。

  • 長期の安定経営: 営業開始から原則として5年以上が経過していること。

  • 法令遵守の徹底: 過去5年間、食品衛生法などの関係法令に違反し、処分を受けたことがないこと。

  • 高い評価実績: 保健所による「食品衛生監視票」において、高得点を獲得していること。

  • 徹底した教育と管理: 施設設備が常に衛生的であり、従業員の健康管理や衛生教育が徹底されていること。

長年にわたる安定した運営と法令遵守、徹底した衛生教育および施設管理が総合的に評価された結果、今回の表彰となりました。

食品衛生優良施設の表彰状とぶどうの選別作業

徹底した衛生管理と6次産業化:ケアフィットファームの先進的な取り組み

ケアフィットファームは、障害者就労支援事業所として、多様な人々が共に働き、学び、地域とつながる場を提供しています。その活動の中心は、農業を中心とした6次産業化です。

6次産業化とは?
農業(1次産業)が生産だけでなく、食品加工(2次産業)や流通・販売(3次産業)にも携わることで、新たな付加価値を生み出し、所得向上を目指す取り組みです。地域資源を最大限に活用し、雇用創出にも貢献します。

ケアフィットファームでは、自家栽培のブドウや果物、野菜を活用し、ドライフルーツ、ジャム、ドレッシング、ソルベなどの加工品を製造しています。素材本来の良さを活かしながら、「地産で極力無添加」にこだわった商品開発を行っている点が特徴です。

日々の衛生管理は、単なるルール遵守にとどまらず、利用者の健康を守り、地域社会からの信頼を築くための重要な基盤であると考えられています。障害のある人も含め、全員が一体となって毎日の清掃、温度管理、手洗い、健康チェックを妥協なく継続してきたことが、今回の表彰につながったと見られています。

ぶどう畑での作業と柿の加工

安心安全な加工品で地域を豊かに:ケアフィットファームのこだわり商品

高い衛生基準のもとで製造されるケアフィットファームの商品は、安心・安全であることはもちろん、地元産素材を活かした独自の味わいが特徴です。特に夏季には、人気のジェラート&ソルベシリーズがおすすめです。

夏季おススメ ジェラート&ソルベ

  • すももソルベ・ももソルベ・ぶどうソルベ・でらうぇあソルベ

  • 天空かぼちゃのジェラート・さつまいもジェラート・じゃがバタージェラート・とまと&バジルソルベ

  • 各80ml 400円

山梨県産フルーツを使ったカップ入りソルベ

山梨県産素材を使ったカップ入りジェラート

イベントなどで活用できるバルクでの販売も行われており、7月限定特価として4リットル 3780円(税込)で提供されています。

ジェラート製造機で容器に充填する様子

公益財団法人日本ケアフィット共育機構について

ケアフィットファームを運営する公益財団法人日本ケアフィット共育機構は、1998年に任意団体として発足し、サービス介助士、防災介助士、認知症介助士の普及と育成を行っています。多様な人々の活用を通じたコミュニティづくりや、共生社会の実現に向けた情報発信にも力を入れています。

ケアフィットファームの取り組みは、障害のある人々の就労支援だけでなく、高品質な食品提供を通じて地域社会に貢献する素晴らしい事例と言えるでしょう。このような活動が、障害福祉分野のさらなる発展と共生社会の実現につながっていくことが期待されます。

Written by

菅間 大樹

findgood編集長、株式会社Mind One代表取締役
雑誌制作会社、広告代理店、障害者専門人材サービス会社を経て独立。
ライター・編集者としての活動と並行し、就労移行支援事業所の立ち上げに関わり、管理者も務める。職場適応援助者(ジョブコーチ)養成研修修了。
著書に「経営者・人事担当者のための障害者雇用をはじめる前に読む本」(Amazon Kindle「人事・労務管理」「社会学」部門1位獲得)がある。
https://www.amazon.co.jp/dp/B0773TRZ77